またもスタートで順位を落としたハジャー、怒り心頭「こんなのレースに出る意味ないよ!」……イギリスGPスプリントは入賞逃す
アイザック・ハジャーは、イギリスGPのスプリントでまたしてもスタート失敗したことについて、「ショッキングだ」と不満を爆発させていた。
F1イギリスGPのF1スプリントで9位に終わり、ポイント獲得を逃したアイザック・ハジャー(レッドブル)。その一因となったスタートは今季を通じて弱点となっているだけに、怒りを抑えきれない様子であった。
レッドブルはマックス・フェルスタッペンが3番グリッド。ハジャーが8番グリッドからスプリントレースを迎えたが、スタートでは2台揃って出遅れた。序盤の低速セクションを抜けてウェリントンストレートを立ち上がる際には、フェルスタッペンが6番手、ハジャーが12番手までポジションを下げていた。
苛立ちが募るハジャーはレース後、無線で不満を爆発させた。
「スタートはまた同じことの繰り返しだ。本当にうんざりする。どうせまた、僕のせいってことになるんだろうね。きっとそうだ」
ハジャーは以前、レッドブルのスタート手順が複雑すぎて許容範囲が狭いのだと話していた。無線ではチームから、ドライバーにとって分かりやすい手順にするなど解決策を探っているところだと伝えられると、こう返答した。
「それはみんなできてるよ。僕たち以外はね……」
そしてレース後の取材の際にも、ハジャーの怒りは収まっていなかった。彼はオランダの放送局Viaplayに対して次のように語った。
「僕たちはスタートが決められない。何が原因なのか理解できていないんだ」
「スタートでいきなり4つも順位を落とすと分かっているなら、レースに出る意味なんてない。僕の場合はもっと順位を落としている。本当に毎回ショックだよ」
その根本的な原因についてハジャーは、レッドブルがまだ完全には把握できていないことを認めた。
「分かっていたら、こんな問題にはなっていないよ。昨年は24回やって、24回とも良いスタートだった」
「でも新しいレギュレーションと新しいエンジンになってからは、どうも理解できていない。しかもレーシングブルズの方が僕たちよりずっとうまくやっている。それが少し不思議なんだ」
一方でチームメイトのフェルスタッペンは、自身のスタート失敗について今回に限ってはレッドブルのパワーユニットとは関係ないと説明した。
「いや、今回は単純にホイールスピンだった」とフェルスタッペン。
「クラッチをつないでから(ホイールスピンしたので)グリップが戻るのを待たなければならなかった。理想的ではなかったけど、その後は少なくともまずまずのポジションまでは戻せた」
なお、スプリントレースの後に行なわれた予選では、フェルスタッペンがパワーユニットに違和感を覚えるなど振るわず7番手に終わった一方、ハジャーは5番手につけてフェルスタッペンを上回った。前方のグリッドにはメルセデスとフェラーリが並んでいるが、ハジャーはクリーンなスタートを決めて上位陣に食らいつくことができるだろうか。
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