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ノリス、痛恨の”トラックリミット”でタイム抹消も予選で見せ場作る「チームの仕事のおかげ」

マクラーレンのランド・ノリスは、予選Q3の終盤に3番手相当のタイムを記録しつつも、トラックリミットを越えたとしてタイム抹消……結局7番手に終わった。ノリスはこのミスについて「自分自身に腹を立てている」と語った。

Lando Norris, McLaren MCL35M

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 マクラーレンのランド・ノリスは、F1エミリア・ロマーニャGP土曜日の、最大の驚きのひとつだったと言えるだろう。

 初日はFP1で13番手、FP2で8番手と、中団の一角に過ぎなかったノリス。しかし一夜明けて土曜日になるとFP3で2番手となり、予選でもQ1で3番手、Q2で2番手と、一気に上位争いに加わってみせた。

 そしてQ3では、一時ハミルトンに迫る2番手のタイムを記録。フロントロウ獲得かと思われた。しかしこのアタックはターン9でコースをはみ出したとして、タイム抹消。最終的にチームメイトのダニエル・リカルドの後ろ7番手に終わった。

 彼がコースからはみ出したのは、ほんの僅かに見えた。しかしノリスは、全ては自分のせいであると語った。

「かなりがっかりして、自分自身にかなり苛立たしく思っている」

 ノリスはSkyスポーツにそう語った。

「それまではとても良い1日だったと思う。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。予選では、マシンが生き返ったようだった」

「金曜日には多くの改善を行なった。その全てを発揮すべきラップで、ミスしてしまった」

 ノリスは、マクラーレンのマシンが持つペースに満足していると語る。

「僕は本当に満足だよ」

 ノリスはそう語る。

「僕がやった仕事じゃなく、チームと共にやった仕事がね」

「この週末は、まったく良いスタートじゃなかった。最初は本当に苦労したけど、多くの改善ができたんだ」

「マシンがどう機能しているか、どう”生きて”いるのか、そしてより機能する領域について、少し理解が進んだと思う」

「それは、苦労したバーレーンから学び取らなきゃいけなかったことのひとつだ。僕らは今週末、その部分を変更し、より良い仕事ができている。僕だけが良い仕事をしたわけじゃない」

 

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