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マクラーレン、混乱から立ち直りグリッド2列目。ノリス「嬉しい驚きの結果だった」と”前進”強調

ランド・ノリスとオスカー・ピアストリは、カナダGPスプリント予選で3番手と4番手に入ったことでマクラーレンの「前進」を強調した。

Lando Norris, McLaren

 マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリは、F1カナダGPのスプリント予選でそれぞれ3番手と4番手。メルセデスにフロントロウ独占を許したものの、前進を実感しているようだ。

 マクラーレンは、カナダGPのスプリント予選を“奇妙だが前向きな感覚”とともに終えた。それはメルセデスとポールポジション争いができたからではない。金曜日の時点ではまだ差があった。しかし、数時間前には不安を抱えていたチームが、スプリント予選で再び競争力を取り戻したからだ。

 マイアミGPで大きく前進し、カナダにもアップデートを投入したマクラーレンだったが、フリー走行の段階では扱いづらいマシンに苦しみ、ノリスが6番手、ピアストリが7番手となった。だがセッションが進むにつれて状況は変化。スプリント予選ではフェラーリ勢を上回った。そして、必要なタイミングで競争力を取り戻せたという手応えを得ていた。

「実際、とても良い結果だよ。嬉しい驚きだった」と、マシンを降りたノリスは語った。

「今朝(フリー走行)のあとでは、自分たちがどれだけ離されているのか、特にマシンへの自信を欠いていたことを考えると、少し心配していたんだ」

 マクラーレンは素早く対応した。セットアップ調整や各種変更を行ない、スプリント予選のSQ3ではノリスが再びMCL40に好感触を得られるようになった。

「いくつか調整をして、いろいろ変更した結果、大きく前進できたように感じる」

「本当に良い仕事をしてくれたチームを誇りに思うよ」

 しかしノリスは、カナダGPの舞台であるジル・ビルヌーブ・サーキットは、新パーツを正確に評価するには特殊すぎるコースだとも強調した。グリップの低い路面、高い縁石、連続するバンプなどにより、カレンダーの中でも例外的な存在になっているからだ。

「おそらく、まだ時間をかけて確認・分析する必要がある部分もある」とノリスは続けた。

「ここはすごく特殊なサーキットだから、すべてを正確に判断できるわけじゃない」

 それでも彼は「良い前進」を果たしたと断言し、特にSQ3でソフトタイヤに対する自信を取り戻せた点を強調した。これは、それまでのセッションでは得られていなかった感覚だった。

 一方、ピアストリもポジティブな兆候を認めつつ、より率直な見解を示した。依然としてメルセデスが倒すべき相手だということは変わっていないのだ。

「今日はみんな少し混乱していたと思う。でもメルセデスは依然として非常に強そうだ」とピアストリは語った。

 マクラーレンにとって最大のチャンスはスプリントのスタートにあるかもしれない。今季これまで、メルセデスはスタートで苦戦しており、一方のマクラーレンはスタートで最も安定しているマシンのひとつだった。

「僕たちのスタートは、今季ずっとフェラーリより良かった。だから自信はある」とピアストリは述べた。

「メルセデスもその部分で競争力を持つのは時間の問題だと思う。でも、それまでは僕たちはそこを最大限活かしたい」

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