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ノリス、大クラッシュに繋がった小さなミスを悔やむ「楽にポールポジション争いができたはず……」

F1ベルギーGPの予選Q3でクラッシュを喫したマクラーレンのランド・ノリスは、ポールポジション争いに楽に加わることができたはずだと考えている。

Sparks fly from Lando Norris, McLaren MCL35M

写真:: Jerry Andre / Motorsport Images

 マクラーレンのランド・ノリスは、F1第12戦ベルギーGPの予選Q3で大クラッシュを喫してしまったが、大きな怪我はなく、決勝レースにも参戦できる見込みだ。

 ウエットコンディションで行なわれた予選で、ノリスはQ1およびQ2でトップタイムをマークした。しかしQ3でコンディションが悪化。セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)が赤旗を出すべきだと主張したほど、路面の水量が多い状況となった。

 そんな中、最初にアタックに向かったノリスは、オールージュでコントロールを失い大クラッシュを喫してしまい、この事故により赤旗が掲示された。ノリスは自力でマシンを降りたが、左手をかばう仕草を見せた。

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 ノリスはメディカルセンターに搬送された後、地元の病院で肘のレントゲン検査を受けた。結果は問題なく、日曜日の決勝レース参加への支障はないと判断された。

 予選Q3でタイムを出せなかったノリスには、他車のペナルティもあって暫定的に9番グリッドが与えられているが、クラッシュによるマシンのダメージが大きく見え、ギヤボックス交換による5グリッド降格ペナルティは避けられないだろう。

 ノリスは他のドライバーと同様、Q3開始時点ではマシンが走行するにはコンディションが悪すぎると考えていたことを認めた。一方でポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と、衝撃の予選2番手となったジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)に対抗できるだけの速さは十分あったはずだと語った。

「すべてが非常にうまくいっていた」と彼は語った。

「Q1の1周目から完璧に進んでいて、マシンのフィーリングも良く、自信を持って走れた」

「Q3では、アウトラップでもアクアプレーニングが発生していたので、どれだけ濡れているか報告し、ストップすべきだと言っていたのでトリッキーだったと思う」

「どれだけプッシュしたいのか、したくないのか、難しい状況だった。あの時点の天候にしてはプッシュしすぎたのと、オールージュの真ん中でアクアプレーニングを起こしてしまったのが重なってしまったのだと思う」

「もちろん状況は非常にうまくいっていて、マシンは素晴らしかったし、Q1もQ2も最高だったから残念だ。かなり簡単にポールポジションを争うことができたと思う」

「チームにはたくさんの仕事を与えてしまったし、おそらく夜遅くまで仕事をしなければならないだろう」

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)を含む一部のドライバーは、オールージュの底部分の路面に段差ができていることで、難しくなっていると指摘しているが、ノリスはオールージュの下側でラインを外してしまったことが、コントロールを失う一因になったのではないかと考えている。

「路面が濡れているときには、より難しくなるのは確かだ。特にああいうコンディションの時はね」

「(他のマシンも含めて)最初の方のラップだったから、基本的には全開ではなかった。僕は最初のタイム計測だったし、アクセル全開でアタックしようとしたわけではない。アクセルをオフにしたりしていたんだ」

「でも、みんながどこを走るかで”レール”(水が少ないライン)ができると思うんだ。少しでもスピードを上げるとラインから少し外れ、ウエットタイヤに水が溜まり、オールージュの底にあるバンプもあって、僕がやらなければいけないことができなかった」

「最終的には自分のミスだと思う。でも、同時にあまりリスクを冒しているようには感じられなかった。ただ、コンディションが非常に厳しかったのだと思う」

「他の多くのドライバーが、同時にストップすべき(赤旗を出すべき)だと訴えていたと聞いている。だからもちろん悔しいし、腹も立ったけど、明日は挽回したいと思う」

 ノリスは自身の身体について、衝撃で少しアザができたとしながらも「レースに向けて準備はできている。望んだ通りの結果にならなかったので、もうコースに戻りたい」と強調した。

 また、彼は病院に搬送されている間、予選を見てラッセルを応援していたと明かした。

「僕もジョージのことをとても喜んでいる。救急車の中で見ていた。まだ予選を見ていたかったんだ」

 マクラーレンは、ノリスのマシンのどのコンポーネントを交換しなければならないか、またそれが現在のグリッド位置にどのような影響を与えるかについては、まだ明らかにしていない。

 

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