自身のミスでコースオフも、ランド・ノリス悔やむ「ルクレールを倒せたかも!」
マクラーレンのランド・ノリスは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選でフェラーリのシャルル・ルクレールを食うこともできたかもしれないと悔やむが、それでも望外の3番手を手にしたことを満足している。
マクラーレンのランド・ノリスは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選で3番グリッドを手にした。しかしQ3のアタックをもっとうまく出来たら、フェラーリのシャルル・ルクレールからフロントロウの座を奪い取ることもできたかもしれないと考えている。
エミリア・ロマーニャGPの予選は雨に見舞われ、セッション中に5回も赤旗が提示される、難しいコンディションとなった。そんな中ノリスはQ3に進出。しかしこのセッションでもコースオフが相次いだため、ノリスはセッション序盤からコースインし、2周連続でアタックし、3番手タイムを記録した。
その後、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)がコース脇にストップしたことで赤旗中断。残り2分少しというところでセッションが再開されるも、今度はノリスがコースオフして赤旗……そのままセッション終了となり、ノリスは自身の3番手を守るということになった。
これによりノリスは、土曜日のF1スプリントを3番グリッドからスタートすることになるが、Q3でタイムを計測した時のアタックは理想とは程遠かったため、もしうまくいっていればルクレールからフロントロウを奪うことも可能だったと語った。
「フルパワー、フルバッテリーのアタックをできなかった。だから最後のアタックをしたかったね」
そうノリスは語った。
「Q3最初のアタックは、2周連続でのアタックだった。2周連続でアタックを行なう場合には、バッテリーを半分ずつ使う必要がある。もし最後の100%バッテリーを使うアタックができた場合には、0.3秒か0.4秒は速く走ることができたと思う」
「シャルルもタイムを改善しただろうと思うけど、彼がミスし、僕がミスしなければ、彼のポジションを奪うことができたはずだ。つまり今日は、もっと良い2番手を手にするチャンスも少しあったかもしれない」
「しかし最終的には僕がミスしてしまったから、3番手には十分満足しなきゃいけない。正直に言って、このポジションは僕らにとって非常に良い結果だ」
チームメイトのダニエル・リカルドも予選で6番手となったため、前進を果たしたように見えるマクラーレン。しかしまだまだレッドブルやフェラーリからは大きく遅れているとノリスは語る。
「今週末はいくつかの小さなアップグレードを投入した。それは小さなもので、本来なら僕らが3番手になることはなかった。みなさん知っての通り、僕らはまだ、フェラーリやレッドブルからは遠く離れている」
そうノリスは言う。
「今朝、コンディションが安定している時には、僕らは本来の場所にいた。それはもう少し後ろなんだ」
「リスクを冒したり、タイヤをもっとプッシュして使ったり、乾きつつあるコンディション、および濡れていくコンディションで限界を見つけるなど、ドライバーに任される部分が大きい時……つまり今回のような状況の中で、僕は良い仕事をしたと思う。だから自分自身がした仕事については、満足しなきゃいけないと思う」
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