F1 シンガポールGP

ポールポジションからのスタートに弱い……ランド・ノリスのジンクスがシンガポールでついに終結? マクラーレン代表「PPスタートに慣れつつある」

マクラーレンのランド・ノリスは、ポールポジションからスタートし、1周目を首位で戻ってきたことがなかった。シンガポールでそのジンクスは払拭されたが、チームの分析によればノリスが失敗したことはなかったという。

Jake Boxall-Legge

Jake Boxall-Legge

公開日時: 2024/09/29 3:22

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Lando Norris, McLaren MCL38, Sergio Perez, Red Bull Racing RB20, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15, George Russell, Mercedes F1 W15, the rest of the field as Fernando Alonso, Aston Martin AMR24, cuts on the opening lap

Lando Norris, McLaren MCL38, Sergio Perez, Red Bull Racing RB20, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15, George Russell, Mercedes F1 W15, the rest of the field as Fernando Alonso, Aston Martin AMR24, cuts on the opening lap

写真:: Alastair Staley / Motorsport Images

 マクラーレンのランド・ノリスがポールポジションからスタートし、1周目を首位のまま帰ってきたのは、先日行なわれたF1シンガポールGPが初めてだった。マクラーレンはこれについて精査していたようだが、分析の結果明らかな問題はなかったと、チーム代表のアンドレア・ステラは語る。

 猛烈な勢いで獲得ポイントを伸ばし、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を追いかけるノリス。先日行なわれたF1シンガポールGPでは、そのフェルスタッペンをまったく寄せ付けず、今季3勝目を挙げた。

 ただノリスにはひとつのジンクスがあった。それはポールポジションからスタートしても、1周目に必ず順位を落としてしまうということだ。

 中国GPのスプリントでは、スタート直後の1コーナーで首位から脱落した。また、スペイン、ハンガリー、オランダの各GPでも、ポールポジションからのスタートながら、ポジションを落とした。イタリアGPでは、1コーナーこそ首位で通過したものの、ターン4でチームメイトのオスカー・ピアストリにリードを奪われた。2021年のロシアGPが彼にとって初のポールポジションだったが、その時も1周目にカルロス・サインツJr.(フェラーリ)に首位を奪われている。

 つまりノリスは、これまで1度も、ポールポジションからスタートしながらトップのまま1周目を終えたことがなかったのだ。ある意味ジンクスだったと言えるだろう。

 そのジンクスは、シンガポールGPでようやく払拭されることになったわけだが、実はチームもこれについて分析していたのだという。しかしステラ代表曰く、ノリスのスタートに関する明らかな問題はなかったという。

「スタート、そして1周目の1コーナーへのアプローチが、ランドを攻略するためのチャンスに見えたかもしれないということについては異論はない」

 そうステラ代表は語った。

「しかしランドを含めた数人で少し分析したんだ。シーズンを通して、全てのスタートと全ての1周目を検証した」

「公平に言えば、ランドがポールポジションからスタートし、1周目の終わりに首位でなかった場合でも、彼がパフォーマンスの面で諦めていたということはない」

「バルセロナでのレースを見直すと、ランドが何か違うことを試していたとしても、ラッセル(ジョージ・ラッセル/メルセデス)が首位に立っていただろうと考えた。スタートに関しては、いくつかの問題があった。しかしそれは、チーム側にもあったのだと認識している」

「たとえばザントフールトでは、チームの観点から言えば2台のマシンのタイヤが冷えていて、揃ってスタートがうまくいかなかった」

「最初はランドが大きなチャンスを掴んだように見えたと思う。でも実際は、それほど明確なモノではなかった」

 ステラ代表は、スタートを改善することはチームにとっての急務だとしながらも、シンガポールGPで首位を守り切ったことにより、ノリスがポールポジションからのスタートに慣れつつあると付け加えた。

「我々は間違いなく、スタートとタイヤの準備に集中してきた。ランド自身も、週末のスタートの準備にも、より集中するようになった」

「自信がつくはずだ。ポールポジションからのスタートに慣れ、ディフェンスの面でも、首位を狙う相手を思いとどまらせるために何をすべきか、理解できるようになっていく」

「これも旅の一部だと思うが、今こういうチャンスに直面できるのは良いことだ」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 リカルド更迭は、RBの”即座の”パフォーマンス向上を目指した策にあらず……全ては2026年以降のレッドブルのため

次の記事 まだF1ガーデニング休暇は必要ですか? “働き方改革”から生まれた利害の一致で紳士協定案が浮上

More from

Jake Boxall-Legge



ライバルの伸びは“恐ろしい”とメルセデス……しかし「我々には伸びしろが残っている」と自信も

F1

F1

オランダGP

6 時間前

ライバルの伸びは“恐ろしい”とメルセデス……しかし「我々には伸びしろが残っている」と自信も



ボルトレト、今後数年アウディで活躍か「条項とかないし、長期プロジェクトだからね」2年目も成長実感中

F1

F1

2 日前

ボルトレト、今後数年アウディで活躍か「条項とかないし、長期プロジェクトだからね」2年目も成長実感中



FIA、ロシアとベラルーシのドライバー/チームへの制裁を限定解除。今後はそれぞれの国旗を使っての国際レース出走が可能に

General

General

4 日前

FIA、ロシアとベラルーシのドライバー/チームへの制裁を限定解除。今後はそれぞれの国旗を使っての国際レース出走が可能に

More from

ランド ノリス



ハンガリー優勝のマクラーレン、逆転タイトルもまだ“ワンチャン”ある……? ステラ代表「一度勢いを掴むことができればそれを維持できる」

F1

F1

1 日前

ハンガリー優勝のマクラーレン、逆転タイトルもまだ“ワンチャン”ある……? ステラ代表「一度勢いを掴むことができればそれを維持できる」



「あらゆる面で僕はピアストリより上」ノリス、F1ハンガリーGP圧勝のレース中に確信得る

F1

F1

ハンガリーGP

22 日前

「あらゆる面で僕はピアストリより上」ノリス、F1ハンガリーGP圧勝のレース中に確信得る



ノリス「昨年よりも良いドライバーになっている」2026年の成長を実感「今日の勝利がそれを証明」

F1

F1

ハンガリーGP

22 日前

ノリス「昨年よりも良いドライバーになっている」2026年の成長を実感「今日の勝利がそれを証明」

More from

マクラーレン



アストンマーティン・ホンダAMR26は失敗作なのか? ニューウェイ作の”お蔵入り”マシン、マクラーレンMP4-18との共通点

F1

F1

オランダGP

1 日前

アストンマーティン・ホンダAMR26は失敗作なのか? ニューウェイ作の”お蔵入り”マシン、マクラーレンMP4-18との共通点



マクラーレンのハッキネン&クルサードコンビはなぜ関係がこじれなかった?「2、3ヵ月も怒りを抱えたまま過ごす意味はない」

F1

F1

オランダGP

3 日前

マクラーレンのハッキネン&クルサードコンビはなぜ関係がこじれなかった?「2、3ヵ月も怒りを抱えたまま過ごす意味はない」



なんでそんなに新パーツを作れるのか……フェラーリの積極アップデートにマクラーレン感銘「それを実現できた理由を、理解しなければいけないな」

F1

F1

オランダGP

7 日前

なんでそんなに新パーツを作れるのか……フェラーリの積極アップデートにマクラーレン感銘「それを実現できた理由を、理解しなければいけないな」

最新ニュース



クラッシュを頻発させたレッドブルのマカレナウイング。FIAは介入せず……しかしチームは独自に改良「自分たちのマシンを壊したい人は誰もいない」

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 2 時間前

オランダGP

クラッシュを頻発させたレッドブルのマカレナウイング。FIAは介入せず……しかしチームは独自に改良「自分たちのマシンを壊したい人は誰もいない」



バイク版ワイルド・スピード誕生? Netflix、MotoGPをフィーチャーした映画制作を進行中か

機能

MotoGP

ライブテキスト

評価

機能

MotoGP 2 時間前

バイク版ワイルド・スピード誕生? Netflix、MotoGPをフィーチャーした映画制作を進行中か



ハミルトンが不気味な存在だが……メルセデス、タイトル争いで“アントネッリを勝たせる”体制にはせず「まずはチームが最優先」

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 3 時間前

ハミルトンが不気味な存在だが……メルセデス、タイトル争いで“アントネッリを勝たせる”体制にはせず「まずはチームが最優先」



アレクサンダー・アルボン、ウイリアムズとの契約を2027年まで延長「僕たちの物語はまだ終わっていない」

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 6 時間前

オランダGP

アレクサンダー・アルボン、ウイリアムズとの契約を2027年まで延長「僕たちの物語はまだ終わっていない」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録