F1
ノリス、表彰台7回獲得の2023年は「僕のベストイヤーだった」
マクラーレンF1のランド・ノリスは、2023年シーズンがキャリアでもベストなシーズンになったと語った。

Alex Kalinauckas
編集: 2023/12/29 12:22
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ランド・ノリス(マクラーレン)は2023年の戦いを振り返ると、これまでのF1キャリアの中でもベストなシーズンだったと語った。
2023年シーズン、マクラーレンは序盤を厳しい状況でスタート。マシンの”開発目標未達”をチーム上層部が認める中、予選Q1突破を目指す厳しいポジションにあった。
しかしそこからマクラーレンはアップデートを重ねると、中盤戦以降は一気に躍進。2023年を支配したレッドブルに次ぐ2番手を争うチームにまで上り詰め、コンスタントに表彰台を獲得するに至った。
ノリスは第10戦イギリスGPでの2位を皮切りに、計7回の表彰台を獲得。205ポイントを獲得し、ランキング6位でシーズンを終えた。
そんな2023年シーズンを振り返りどう評価するか? この質問に対し、ノリスは「僕のベストイヤーだったと思う」と答えた。
「今年はチームとしてもベストイヤーだったと思う。そこには明確な理由がある。僕らはシーズンが始まってから、成功を収めてきた」
「素晴らしいパフォーマンスを何度も発揮できたと思う。それはレースを戦い抜くという意味でも、良い結果を出すという意味でもね。メキシコはおそらくそのハイライトだ(※メキシコシティGPでノリスは17番手スタートから5位フィニッシュ)」
マクラーレンのアンドレア・ステラ代表はmotorsport.comに対し、2023年にノリスが「クルマのドライビング方法を理解する能力や、タイヤの状態、コンディションの変化が意味することをどうドライビングに適応させていくのかの能力」を備えていたと語っていた。ステラ代表は、それがシーズン終盤戦でマクラーレンがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)により接近する助けになっていたと考えている。
こうしたチーム代表の言葉を聞いたノリスだが、壊れやすいピレリタイヤのマネジメントが重要な要素となっているため、「まだ毎週適応しなければならない」と感じていると語った。
Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images
Lando Norris, McLaren MCL60
「まだ毎週末がすごく快適なわけじゃないんだ。『このマシンは今週こうなるだろう』と考えていたりするからね。半分の時間はそうでもないんだけど」
「それで僕も『OK、今はもうちょっとこういう感じにドライブする必要があるな』とか、そういうことを考えるんだ」
「F1は短期的に判断されることが多いと思う。あるドライバーが2週連続で良い週末を過ごせば、『おお、奴が戻ってきた』とか考えるだろう。でも次の週に存在感がなくなれば、逆の評価になる」
「僕は常にいいレースをしてきたと思う。そしてシーズンを振り返ってみると、ほとんどのレースで、日曜日のほうがより安定した力を発揮していた」
「コンディションが熱いとか寒いとかに関係なく、マシンに苦戦していたり、セットアップが望んだようなものではなかったり、スタート位置の良し悪しにかかわらず、常に最大限の力を発揮することが出来た」
「それは今年僕が改善できたコトだと思う。おかげで直面した様々なシナリオや状況に、もっと対応できるようになった」
ノリスは自身の進歩はシミュレーター作業だけでなく、マクラーレンのドライバーのデータを調べることなどの努力の賜物だと語った。
「秘密を明かすつもりはないけど、シミュレーターをたくさん活用したことは、大きな理由のひとつかもしれない」
「でもデータを調べる時間が必要だ。僕とダニエル(リカルド/2021-2022)の時、僕とオスカー(ピアストリ/2023-)の時、そして僕とカルロス(サインツJr./2019-2020)の時ですらね」
「当時僕が何をしてそれが良かったのか、悪かったのか、相手がどんなことをしていたのかを理解するために、そうやって遡った。ダニエルだろうと、今の(チームメイトの)オスカーであろうとそれは同じだ。やることをやるんだ」
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