ノリス「今はピアストリにとってより大きな脅威になれている」連勝で復調を実感
マクラーレンのランド・ノリスは、2025年のF1タイトル争いでチームメイトのオスカー・ピアストリをより脅かせるようになったと感じているが、まだパフォーマンスには満足していない。
Lando Norris, McLaren, Oscar Piastri, McLaren
写真:: Erik Junius
F1の2025年王者を争っているマクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリ。ランキング2番手のノリスは、首位に立つチームメイトのことをより脅かせる存在になったと感じているものの、まだパフォーマンスには満足できていないという。
ノリスは第12戦イギリスGP終了時点で、ポイントリーダーのピアストリに8ポイント差の2番手につけている。
カナダGPではノリスがチームメイト同士の接触を引き起こしてしまったが、そこから続くオーストリアGP、イギリスGPでは連勝をマーク。失態から立ち直るにはこれ以上無い形となった。ノリスもこの勝利で自信を取り戻しつつあるようだ。
「以前の状態に、少し戻れた気がする」とノリスは語る。
「この2戦で最もポジティブだったのは、最初からペースが良くて、クルマにより快適に感じられたことだ。そして、どうすれば最大限のペースを引き出して走れるのか、その理解が深まったことだ」
「時には、レースに勝つことよりも、そうした進歩の方が笑顔になれる。進歩を実感できることは、常に素晴らしいことだし、報われたと感じるんだ」
「でも、まだやるべきことがあるのは分かっている。もっと改善すべき点が残っているんだ。今は以前よりも良くなっている感覚はある。こうしたパフォーマンスをもっと多く出せるという自信はあるか? と言われれば答えは“イエス”だ」
「でも、昨年と同じくらい良いフィーリングがあって、あるいは同じレベルで一貫して走れているかと聞かれたら、“ノー”が答えなんだ」
「今は全体の理解は深まっている。でも、話しているのは極めて小さなこと、細かな差の積み重ねだ。(ピアストリに対して)今の方がより脅威になれていると感じてはいる。でも、自分自身のポジションや、クルマとの調和に十分満足しているかと言えば、まだ望むレベルには達していない」
Lando Norris, McLaren
Photo by: Steven Tee / LAT Images via Getty Images
ノリスは2024年シーズン、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐドライバーズランキング2位で終え、ピアストリには82ポイント差をつけてマクラーレンのトップドライバーとなった。
しかし、ピアストリはこのオフシーズンに著しい成長を遂げ、とくに予選でのパフォーマンスを大きく向上させてきた。また、マクラーレンが開発した2025年仕様のマシンは、ノリス自身が「自分には合っていない」と3月に述べたように、彼にとって理想的なものではなかった。その結果、ピアストリがノリスを上回る形となっていた。
では、なぜ今ノリスが再びピアストリと互角に戦えるようになったのか? その理由について問われると、ノリスは「より多様なスタイルに対応する能力」だと答えた。
「自分のドライビング、マシンの走らせ方、そしてより多くのドライビングスタイルに適応する能力。それが本当に一番大きな要素だ」
「最終的に、自分に与えられたクルマをいかに速く走らせるかが僕の仕事だ」
「コース外でもいくつかのことをチームと試している。自分の周りにはとても良いスタッフが揃っているから、コース内外でどうすれば週末にうまくアプローチできるかを模索している」
「その多くは、自分が苦手なこと、慣れないこと、あるいは今年のクルマで変わった部分に対して苦労している状況で、より良いドライバーになるためにどうすればいいのかということなんだ」
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