ノリス、マクラーレンとの長期契約締結に先立ち”複数チーム”と交渉。移籍は「時が来たら考える」
マクラーレンのランド・ノリスは、2022年にチームと長期契約を結ぶ前に、レッドブルを始め複数のチームと話し合いの機会を設けていたことを明かした。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
ランド・ノリスはマクラーレンと2021年5月に契約を延長。2022年2月には条件改定でもう一度契約を結び、2025年末までマクラーレン在籍することとなった。
しかしレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は昨年11月に、ノリスがマクラーレンと契約延長を行なう前に話し合いを行なっていたことを明かした。
ホーナーは次のように語っていた。
「何年にも渡りランドとは何度か話し合いをしてきた」
「でも話し合いをした次の日には、彼はマクラーレンと契約してしまっているんだ」
当のノリスもレッドブルをはじめとして複数のチームと話し合ったことを認めており、こうしたことはドライバーにとっては当たり前のことだと言う。またノリスは、今後のキャリアパスに関する憶測を止めるため、いくつかのチームと交渉の機会を持った上で”最良の選択肢”であるマクラーレン残留を決めたと示唆している。
Lando Norris, McLaren MCL36
Photo by: Carl Bingham / Motorsport Images
motorsport.comの独占インタビューに応じたノリスは、次のように語っている。
「まず、僕がレッドブルと話し合いをしたのは普通のことだ」
「どのドライバーも全てのチームと話をしようとしている。でも、全員がそうとは限らない。だから僕はこんなに長い契約にサインしたんだ。だからしばらくは、何も気にする必要はない」
「でも契約の満期が近づく時はいつも、できるだけ多くの人と話をして、自分の選択肢を検討し、自分にとってより良い選択肢が何であるかを知りたいと思うものだ」
「だから、(話し合いは)レッドブルとだけじゃなかったんだ。色々な人と色々な話をしたんだ。『現時点で何ができるか?』、『将来的にどんな可能性があるのか?』、そういう話は誰にでもあるよ」
「契約期間終盤は誰もがそうする。それは事実だ。でも僕はそういうことを考えたくないから、長い契約にサインしたんだ」
そしてノリスは、現在の契約期間の終了が近付いた際には、他チームと再び話し合いを行なうだろうと予想している。
「数年後、僕が契約満了を迎える時に、またこの話題が持ち上がると思う。でも、今僕はとても幸せだし、そういうことを考える必要はない」
「その時が来たら考えるだけだ」
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