ストレスの溜まる週末で言葉も荒れ気味だった? ノリスはポルトガルGPでの発言を謝罪
ランド・ノリスは、F1ポルトガルGPの期間中にルイス・ハミルトンやランス・ストロールに対して行なった“不用意で愚かな”発言について、ソーシャルメディア上で謝罪した。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
F1第12戦ポルトガルGPでマクラーレンのランド・ノリスはポイント圏内を走行しながらも、ランス・ストロール(レーシングポイント)と接触したことでダメージを負い、最終的に13位に終わった。ノリスは接触直後に無線を通し、ストロールを強い言葉で罵ったが、これについてはフィニッシュ直後のクールダウンラップで「ランスについて言ったことを謝るよ。ああいう言葉は使うべきじゃなかったけど、あの瞬間はイライラしていたんだ」とチームに語りかけ、謝罪していた。
ただ、ストロールはフリー走行でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とも接触していたということもあり、ノリスはレース後「彼は金曜のことから学んでいない。というよりもこれまでのことから何も学んでいないように見える。こういったことが多いから、今後は彼に近付かないようにしないといけない」とコメントし、ストロールを批判した。
そして今回のレースではルイス・ハミルトン(メルセデス)がF1の歴代記録を更新する通算92勝目を挙げたが、ノリスはそのことに対するコメントでも物議を醸した。
ノリスは次のように語っていた。
「喜ばしいことだとは思うけど、それ以上のことはないよ」
「僕にとっては何の意味も持たない。彼は基本的に全てのレースで、勝ってしかるべきマシンに乗っている。彼はひとりかふたりのドライバーを倒せばいいだけだからね」
その後、ノリスは10月27日(火)にTwitterを更新し、一連のコメントについて謝罪した。
「僕は謝罪をしなければいけない」
「いくつかのことに対して、メディアやインタビューを通して不用意で愚かなコメントをしてしまった。僕は特定の人たちに対する敬意を示せていなかった」
「僕はそんな人間ではないので、彼らとこれを読んでくれているみんなに謝らないといけない。申し訳ない」
またノリスはレースを振り返り、ストロールと接触して緊急ピットインを余儀無くされた後は、とにかく生き残ろうとしていたと語った。
「レースではほとんどひとりで走っていた」とノリス。
「最初は風に悩まされていたし、その後はパンクをして2回目のピットストップをしなければいけなかった」
「それから最後のスティントでは速かったし、ペースも良かった。でも本来いるべきところとは遠く離れていた。僕たちはポイントを獲得できたはずなのに、それができなかったから残念だよ」
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