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ランド・ノリス「2021年のマクラーレンVSフェラーリは将来の“トップ争い”で役に立つ」

マクラーレンのランド・ノリスは、2021年にフェラーリとコンストラクターズランキング3位を競い合ったことが、両チームにとって将来のタイトル争い挑戦に向けた助けになったはずだと語っている。

Charles Leclerc, Ferrari SF21, battles with Lando Norris, McLaren MCL35M

Zak Mauger / Motorsport Images

 2021年のF1は、レッドブルとメルセデスによる激しいタイトル争いが展開されたが、その裏ではフェラーリとマクラーレンの2チームが、コンストラクターズランキング3位の座を争って火花を散らしていた。

 マクラーレンはF1イタリアGPでワンツーフィニッシュも記録するなど、印象的な成績をマーク。

 ただシーズン後半にはフェラーリが勢いを取り戻す一方で、マクラーレン側がトラブルや接触などで沈む展開が続き、両者のポイント差は急接近。終盤の連戦でフェラーリがライバルを突き放す形となり、マクラーレンは47.5ポイント差でランキング4位となった。

 2020年シーズンのランキング3位からは後退したマクラーレン。しかしチームのドライバーであるランド・ノリスは、2021年シーズンにフェラーリとランキング3位を激しく競い合ったことは、将来的にトップグループで戦うことに向けて、チームを研ぎ澄ます助けになったと語っている。

 motorpsort.comにフェラーリとの戦いから得られたものについて訊かれたノリスは、「かなり助けになったと思うよ」と答え、こう続けた。

「メンタル面だけで言っても、フェラーリの存在が僕らの気を引き締め続けてくれたし、少しでもラップタイムを稼ごうと、プッシュし続けさせてくれた」

「現状に自己満足して、自分を慰めるのは簡単だ。特に3番目に速いクルマを走らせていて、前にも後ろにも誰もいないようではね」

「そうした罠に陥る可能性があるから、彼らの存在は僕たちにとっても良いものだったと思う。それはあちら側も同じだろう。楽なシーズンではなかったから、両チームに良く作用する部分があったと思うんだ」

 ノリスはマクラーレンの2021年シーズンに関しては、2020年からランキングこそ後退したものの、「ずっと良いシーズン」を過ごせたと考えている。

「タフなシーズンだったと言えるだろうけど、僕としては去年よりもずっと良いシーズンを過ごせたと思う」

「先頭集団にも接近しているし、フェラーリを除くチームとのギャップは大きくなった。だからとても良いシーズンだった。リザルトやポイントの面だけではなく、僕らがチームとして一丸になってどう取り組んだか、できる限りの力をどう発揮してきたかという点でもね」

「来年に向けて、僕らはいいポジションにあると思う。もっと彼らと先頭で戦っていければと思うよ」

 2022年シーズンに、F1は大きなテクニカルレギュレーションの変更を控えているため、マクラーレンやフェラーリは現在のトップチームへ挑戦できるような一歩を踏み出すことを狙っている。

 フェラーリのスポーティングディレクターであるローラン・メキースは、ノリスの言うように、マクラーレンとの戦いが、チームの運営やレースでの動きにいい影響を与えたと語っている。

「我々は今シーズンを利用して、レースチームとしてどう発展し、より研ぎ澄ましていくか、そいったことに本当に集中していた」と、メキースは言う。

「マクラーレンは対戦相手として非常にいいチームだ。彼らはモンツァでは勝利し、ソチでも勝つチャンスがあったなど、素晴らしい瞬間があった。非常に高い競争力が備わっていて、とても活発だ」

「だから良いチャレンジだった。彼らよりもミスを少なくしなければならない、そういう挑戦でもある。彼らを倒したいと思ったなら、細部にまでまとめ上げる必要があった」

「結局の所、これは上位2チームの間で起きていることと同じ事なんだ。ポイントを失うことの代償は同じだ。それはチームにとって、いいトレーニングになる」

 
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