イタリアGPで2位のランド・ノリス「マクラーレンは運で1-2を手にしたわけじゃない」と好結果獲得を喜ぶ

ダニエル・リカルドと共にマクラーレンに久々の1-2フィニッシュをもたらしたランド・ノリスは、チームは2021年以来の勝利に完全に値すると語った。

イタリアGPで2位のランド・ノリス「マクラーレンは運で1-2を手にしたわけじゃない」と好結果獲得を喜ぶ

 マクラーレンのランド・ノリスは、2012年以来久々の勝利を手にしたチームについて、完全に勝利を値すると語った。

 2021年のF1イタリアGPは大波乱の結末となった。しかし、レース展開を見れば、マクラーレンがトップチームを真っ向勝負で倒した……そういう感もある。

 2番グリッドからレーススタートに臨んだダニエル・リカルドは、抜群の蹴り出しを見せてポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を出し抜きリードを奪うと、最初のスティントではそのフェルスタッペンの追撃を寄せ付けなかった。

 ピットストップが終わり、フェルスタッペンがルイス・ハミルトン(メルセデス)とクラッシュして姿を消すと、チームメイトのノリスが2番手に浮上。これでマクラーレンが1-2体制を築き上げると、その後はセルジオ・ペレス(レッドブル)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)からのプレッシャーを凌ぎ切り、チェッカーを受けた。

 今回の勝利は、マクラーレンにとっては2012年ブラジルGP(ジェンソン・バトン)以来、1-2フィニッシュは2010年カナダGP(優勝ルイス・ハミルトン、2位バトン)以来のことだった。

 2019年にマクラーレンからF1デビューを果たしたノリスは、チームは過去10年間苦しんできた後では、今回の結果はさらに意味のあるモノになったと語った。

「どこから話を始めればいいのか分からないけど……とにかく信じられないことだと思う」

 そうノリスは語った。

「正直に言って、それが僕にとって何を意味するのか分からない。僕にとって意味する主なこと……それはチームとしての結果だということだ」

「ある意味では少し言葉を失った。でも自分自身満足している。またここにいることができているんだからね。そして今回、オーバーテイクと戦略、そして防御を駆使して、レースを戦い抜いたことにも満足している。でも、ダニエルとチームの手にした結果を喜んでいる。僕ら全員にとって本当に素晴らしい成果だからね」

「僕はここ数年、マクラーレンの一員として戦ってきた。数年前には1回表彰台を手にし、そこから始める必要があった。そして今シーズンはもう少し多くの表彰台を手にした。さらに今は1-2フィニッシュだ……そんなことを考えるのは正気ではなかった」

 ここ1年は番狂わせのレースが続いている。昨年のイタリアGPではピエール・ガスリー(アルファタウリ)が勝ち、同年のサクヒールGPではセルジオ・ペレス(レーシングポイント/現アストンマーチン)が優勝。さらには今年のハンガリーGPでは、エステバン・オコン(アルピーヌ)が勝った。

 しかしこれらのレースは、いずれも幸運が味方したという要素が大きかったのも事実。それと比べて今回のグランプリでは、マクラーレン勢は金曜日から速さを見せ、予選、スプリント予選レースでも上位を争った。ある意味実力でもぎ取った勝利だったとも言える。事実、リカルドは最終周にファステストラップを記録して、フルマークの26ポイントを獲得している。

「他の人たちが勝つのを見てきた。でもそれは少し運が良かった。でも僕らは今週末ずっと、良い仕事をしてきたと思う」

 そうノリスは語った。

「適切なタイミングで適切な場所にいて、戦略をうまくやり遂げた。昨日(スプリント予選レース)僕らは自分たちをより良いポジションに置くことができた。僕はルイスの前に立ち、ダニエルは2台のマシンを抜いてそのポジションに立った」

「僕らは速いマシンを手にしていて、持っているモノを最大限に活かした。今週末成し遂げたことは、運は関係なかったと思う」

「今シーズン最悪のレースのひとつとなったザントフールトからうまく立ち直し、今週末は完璧な仕事ができた」

「運が良かったわけではないから、今回のことは実に喜ばしい。僕らはこの結果に値するということなんだからね」

 

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