F1 イタリアGP
ノリス「低ダウンフォースでの進歩を確認できてよかった」アルボン抜けず8位もひとまず合格点?
マクラーレンのランド・ノリスはF1イタリアGPで苦戦したものの、チームが低ダウンフォースのコースでも進歩を遂げていると語った。

Adam Cooper
公開日時: 2023/09/07 8:55
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1イタリアGPを8位で終えたランド・ノリスは、マクラーレンは低ダウンフォースのコースでもマシンを改善できていると感じられているようだ。
マクラーレンの今季マシンMCL60は、ベルギーGPの時点で高速コースが弱点であることが露呈し、同レースではコンディションに翻弄されたものの、7位フィニッシュがやっとだった。
イタリアGPの舞台であるモンツァ・サーキットはカレンダーでも屈指の高速コースだが、今回ノリスは予選9番手で、レースではアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)の後ろとなる8位でのフィニッシュだった。
それでもノリスはマシンが低ダウンフォース状態でも改善されており、マシン全体により競争力が備わり、少なくとも他のマシンと戦うことができると感じたという。
「いくらかは満足できると思う」と、ノリスは言う。
「8位でポイントも獲得できた。もうちょっと期待していたけどね。だけどポイント獲得もできないのではないかと予想していたときもあったから、満足しているよ」
「ダメージは限られたモノになったと思う。それに低ダウンフォースのサーキットでの進歩を確認できたのは良かった。凄く進歩したわけではないのは分かっているし、昨年からあるものをこのコースに最適化しようとしていただけだ」
「だけどいくつか良い改善ができたし、レースができるマシンになったのは良い前進だろう。今シーズンの低ダウンフォースサーキットは、あと1つくらいだからね」
Alex Albon, Williams FW45, Lando Norris, McLaren MCL60
Photo by: Andy Hone / Motorsport Images
ノリスはアルボンを何周にもわたって追いかけていたが、彼との戦いについては次のように語っている。
「彼らの後ろ姿はもう以前から良く知っていたよ!」
「僕はここ数年、この位置にいたからね! アレックスは凄くいいレースをしていたし、称賛を送りたい。何もミスをしなかったよ。僕としては腹立たしいことだけどね」
「かなりトライしてみたし、良いバトルができたよ。でも彼らはストレートで僕らよりもかなり速かった。DRSを使ったとしても、彼らのほうが2~3km/h速いくらいだったんだ。だからこれでも満足だよ」
「ウイリアムズの存在により、獲れそうだったポイントを獲れなかったのは厳しかった。だけど彼が良い走り、良いレースをしていたからこそ、僕らは思い通りに行かなかったんだ。ペースは良かったけど、オーバーテイクが難しすぎたね」
なおアルボンとのバトルの中で、ターン1で「押し出された」と非難していたことについて、ノリスは以下のように説明している。
「僕は隣にいたんだ。彼もそれは分かっていたと思う。そして彼はブレーキを離し、普段よりも少しだけハードに踏み込んできた」
「もし僕がターン2に向けて意地を張っていたら、クラッシュしていただろう。それこそ(2021年の)マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)みたいにね。だから、フェアなレースだったと思う」
「彼は上手くやったよ。もちろん、肘を張る必要があることも時にはある。そして彼はそれをやったんだ。良いレースをしたよ」
そしてノリスは24周目に同じコーナーでチームメイトのオスカー・ピアストリとの間で発生した接触についても、あまり問題視していない様子だ。
「彼はタイヤが冷えていたか何かの理由で、少しアンダーステアが出ていたんだと思う。僕は十分なギャップを残していたし、視認できなかった。ミラーで見るのも凄く難しかったんだ。硬く冷えたタイヤというのは、良い状況ではない。彼は恐らく僕のリヤタイヤにぶつかったんだと思う」
「僕らは互いのことをリスペクトしていると思う。お互いにスペースを与えているんだ。残念なことだったけど、問題は起きていない。オールOKだ」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 新宿・歌舞伎町がF1一色に染まる! 9月20日”F1 TOKYO FESTIVAL”開催決定。角田裕毅やフェルスタッペンら現役ドライバーも参加
次の記事 アルボンがまた魅せた! 絶品ディフェンスでウイリアムズに7位届けるも今後は苦戦必至?「この先チャンスがあるとは思えない」

More from
Adam Cooper

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」
F1
F1
日本GP
2024/04/15
アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」
F1
F1
日本GP
2024/04/12
鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
F1
F1 2024/04/11
F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from
ランド ノリス

2歩進んで1歩下がる……苦しい現状のマクラーレンにとって「今が大事な時期」とピアストリ
F1
F1
メキシコシティGP
1 日前
2歩進んで1歩下がる……苦しい現状のマクラーレンにとって「今が大事な時期」とピアストリ

ピアストリ、まさかのQ2敗退はタイヤが原因?「グリップがまったくなかった。決勝の追い上げは難しい」
F1
F1
メキシコシティGP
1 日前
ピアストリ、まさかのQ2敗退はタイヤが原因?「グリップがまったくなかった。決勝の追い上げは難しい」

F1王者ランド・ノリス設立のLNフュージョン、来季FIA F2の参戦権を取得。参戦全11チームが発表……F1デビューに向けた”最終関門”
FIA F2
FIA F2 5 日前
F1王者ランド・ノリス設立のLNフュージョン、来季FIA F2の参戦権を取得。参戦全11チームが発表……F1デビューに向けた”最終関門”

More from
マクラーレン

ピアストリ、チームオーダーで序盤にノリスを先行させる。その背景をマクラーレンが説明「ここはランドが得意としているサーキット」
F1
F1
アメリカGP
6 日前
ピアストリ、チームオーダーで序盤にノリスを先行させる。その背景をマクラーレンが説明「ここはランドが得意としているサーキット」

今や4番手チームに成り下がってしまったマクラーレン。アップデートの有無で勢力図激変……ノリス「低速コーナーの性能が十分なレベルじゃない」
F1
F1
アメリカGP
7 日前
今や4番手チームに成り下がってしまったマクラーレン。アップデートの有無で勢力図激変……ノリス「低速コーナーの性能が十分なレベルじゃない」

マクラーレン、今後前進するための”一歩”。マシンの新たな方向性を探るアップデートへの期待
F1
F1
アメリカGP
9 日前
マクラーレン、今後前進するための”一歩”。マシンの新たな方向性を探るアップデートへの期待
最新ニュース

フェラーリ代表、メキシコシティGPの”チームメイトバトル”に苦言「我々は多くの人を代表して走っている。1周目に1-2だったのに、勝てないなんてガッカリだ」
F1
F1 F1
メキシコシティGP
31 分前
フェラーリ代表、メキシコシティGPの”チームメイトバトル”に苦言「我々は多くの人を代表して走っている。1周目に1-2だったのに、勝てないなんてガッカリだ」

ベッテル、自身の最年少チャンピオン記録破ったアントネッリにお祝い「今は思い切り楽しんで!」
F1
F1 F1
メキシコシティGP
12 時間前
ベッテル、自身の最年少チャンピオン記録破ったアントネッリにお祝い「今は思い切り楽しんで!」

ヤマハのMotoGPカタールGPボイコット……F1の中東2連戦にはどんな影響が?
F1
F1 F1
カタールGP
12 時間前
ヤマハのMotoGPカタールGPボイコット……F1の中東2連戦にはどんな影響が?

平川亮、繰り上がりで10位入賞。初のF1レースも体力的には全く問題なし「これが耐久レースドライバーの力です!」
F1
F1 F1
メキシコシティGP
12 時間前
平川亮、繰り上がりで10位入賞。初のF1レースも体力的には全く問題なし「これが耐久レースドライバーの力です!」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録