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ノリス、予選Q3でSQ3用タイヤを使うギャンブルも7番手……「しっかりトウを使えれば、4番手も可能だったはず」

マクラーレンのランド・ノリスは、F1アゼルバイジャンGPの予選で7番グリッドを獲得したものの、しっかりとトウを使うことができれば、4番手も狙えたはずだと悔しがった。

Lando Norris, McLaren MCL60

写真:: Andrew Ferraro / Motorsport Images

 F1アゼルバイジャンGPの予選でマクラーレンのランド・ノリスは、7番手となり、日曜日に行なわれる決勝レースを好グリッドからスタートする権利を手にした。しかしノリスは、Q3をもっとうまくやることができれば、4番手も狙えたはずだと悔しがる。

 ノリスは今季開幕戦、第2戦とパフォーマンスや信頼性の問題に苦しみ、無得点。しかし第3戦オーストラリアGPでは乱戦を戦い抜いて6位入賞を果たしたものの、上位はまだ遠いように見られていた。

 しかしアップデートを投入したこともあり、アゼルバイジャンGPでは好パフォーマンスを披露し、チームメイトのオスカー・ピアストリ共々Q3に進出。ノリスはこの時点で、新品のソフトタイヤの残りがスプリントシュートアウトSQ3用の1セットのみ。チームはこの1セットを予選で投入することを決断し、さらなる上位を目指した。

 ノリスは他車のスリップストリームを使うことを狙ったが、それがうまくいかずに最終的には7番手。しかし、計画通りに戦えていれば、4番手も狙えたはずだと語る。

「素晴らしい結果だ。一連のアップグレードはうまく機能しており、マシンはこのサーキットでうまく機能した。ドライビングやその他の部分でも、良い仕事ができたように感じる」

 ノリスはそう語った。

「でも、本当はもっとうまくやれたはずだ。4番手になるべきだったと思う。正直に言って、少しがっかりした」

「僕らはチームとして、何をすべきかということについて決断を下す上で、最善の仕事をすることができなかった。それを除けば、まだまだポジティブだ」

 ”うまくできなかった仕事”についてノリスは、チームのプレスリリースで次のように語っている。

「僕らは、望んでいたタイミングでコースに出ることができなかったから、トウを使えなかったんだ」

 ノリスは前述の通り、SQ3用のタイヤをQ3で使ってしまった。今回改訂されたレギュレーションでは、スプリントシュートアウトのSQ3は、新品のソフトタイヤで出走することが義務付けられている。つまりノリスは、SQ1とSQ2(いずれも新品ミディアムタイヤでの出走義務)を通過しても、SQ3を走れないのだ。

 ノリスはSQ3を走れないことについて複雑な気持ちだとしながらも、ポジティブなことも多いと語った。

「今日は7番手で、土曜日は新しいタイヤで走ることはできない。つまり、僕らは何もないところに身を置いてしまった。だから複雑な気分だ」

「でも、ポジティブな部分も多くある。チームはここで新しいパーツを投入し、すぐに使えるようにするという素晴らしい仕事をしてくれたんだ」

「それが機能するという十分な自信をも持っていた。実際に物事は順調に進み、それが起きたんだ」

 ノリスはアゼルバイジャンGPで好パフォーマンスを発揮できたのは、低ダウンフォース仕様で走れるようになったことが大きいと考えている。

「僕らは、ブレーキングの面を得意としている。ストレートからブレーキングするのが得意なんだ」

 そうノリスは語った。

「オーストラリアを見ても、僕らは悪くなかった。それに、パフォーマンスを付け加えただけだ。そしておそらく、僕らのマシンはこのコースにも合っている。つまり、組み合わせの問題だ」

「まだ1秒の差がある。本来ならば0.8秒の差だったかもしれないけど、それでも十分に素晴らしい仕事をした。本当はもう少し上のポジションだったはずだけどね」

 ノリスのチームメイトであるピアストリは10番手で予選を終えたが、少し調子が悪かったと予選を振り返った。

「僕にとっては簡単な1日ではなかった。少し調子が悪かったけど、Q3に進出できて嬉しい」

 そうピアストリは言う。

「もう少し速く走れるコーナーがいくつかあると思う。でも、マシンは機能している」

「おそらく、予想よりも良い1日だったはずだ。明日も走り続けて、さらに速く走れるようにするために何ができるかを見ていく」

 
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