マクラーレンのノリス、ポルトガルGP初日はQ3進出への自信つかめず。アルピーヌの改善にも警戒
マクラーレンのランド・ノリスは、F1第3戦ポルトガルGPのトリッキーな初日フリー走行を終え、予選Q3に進めるだけの自信はないと語った。
Lando Norris, McLaren MCL35M
Steven Tee / Motorsport Images
イタリア・イモラで行なわれた第2戦エミリア・ロマーニャGPでは3位フィニッシュを飾ったランド・ノリス(マクラーレン)。第3戦ポルトガルGPでは、風と滑りやすい路面に悩まされ、フリー走行1回目は8番手、午後のフリー走行2回目では12番手となった。
走行時に悩まされたバランスの問題から判断すると、土曜日に行なわれる予選でトップ10に入る為にはチームは一晩で大きな改善をする必要があるという。
「僕を含め多くのドライバーがミスをする。だから全てを完璧に仕上げるのは簡単なことではない」とノリスは語る。
「目に見えてタイヤのコンディションが良い周がなく、その状態が2、3周も続くんだ。(周によってコンディションが)異なるし、トリッキーだよ」
「クルマのバランスも以前のレース程良くないかもしれない。だからトップ10に入れるという自信を得るため、僕らには間違いなくやるべきことが残っている。Q3に進出してトップ10に入る自信がないんだ」
「だから僕らが想像していたよりも少し大変だし、僕らが望んでいたよりも少しタフな状況だ。でも、予選に向けて改善をする時間は残っている」
また、午後のセッションでフェルナンド・アロンソが5番手、エステバン・オコンが6番手を獲得したアルピーヌのマシンが順調に進歩していることから、マクラーレンのQ3進出の可能性が低くなっているとノリスは語った。
「僕らはこれまでアルピーヌに対して大きな差をつけることが出来ていたけど、今週末の彼らはより競争力を増したように見える。だから、レースやQ3に入るチャンスははるかに難しくなった」
「更にもう2台と争うことになる。ワクワクはするけど、油断のならない接近戦になるからタフになるだろう」とノリスは口にした。
ノリスが週末に向けて慎重な姿勢を見せる中、午後のフリー走行で8番手をマークしたチームメイトのダニエル・リカルドは、自身の調子を楽観的に捉えている。
「個人的に良い一日になったと思っている。フリー走行1回目の最初からやり遂げられた気がする。今日得た感覚が変わらないことを願っているよ」
「間違いなく、クルマに対する自信が付き、更にプッシュできるようになったという面では一歩前進出来たと感じている」
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