突然のエンジントラブル……ノリス、首位ピアストリと34点差に「だいぶ差がついたから気楽にいくよ」
ランド・ノリスは、オランダGPをリタイアで終えたことを受け、タイトル争いにおいては吹っ切れたようだ。
写真:: Alastair Staley / LAT Images via Getty Images
今回もマクラーレンの2台による一騎討ちとなったF1オランダGPは、ランド・ノリスのマシントラブルにより決着。オスカー・ピアストリが今季7勝目を飾ると共に、タイトル争いのリードを34点に広げた。ノリスにとっては、俄然厳しい状況となった。
ノリスは予選でピアストリにわずか0.012秒及ばず、2番グリッドから決勝レースを迎えた。決勝ではピアストリを捉えるには至らなかったものの、終始ピアストリにプレッシャーをかけ、終盤はダメージを最小限に抑える2位フィニッシュを確実なものにしようとしていた。
しかしながら、ノリスのマシンは残り7周でトラブルが発生し、煙を吐くマシンはコース脇にストップした。ピアストリと接触したカナダGP以来、今季2度目のノーポイントだ。
「実際に何の問題だったのかは分からない。エンジンが突然止まって、それで終わりだ」とノリスは言う。
「本当に一瞬の出来事だった。僕のせいじゃないし、できることはなかった。昨日は風向きの面でちょっと不運だったけど、今日は今日で運がなかった」
「厳しい結果だし、もちろん悔しい。チャンピオンシップの面でも厳しいことになった。大量のポイントをあまりに呆気なく失ってしまったけど、僕にどうこうできることではないから、受け入れて次に進むしかない」
今回のレースでピアストリが25点を獲得した一方、ノリスが0点に終わったことで、ふたりのポイント差は9点から34点に広がった。ノリスにとっては、ピアストリがどこかのレースで大きくポイントを落とすことを期待するか、ほぼ毎戦のようにピアストリの前でフィニッシュするしか逆転タイトルの道はないと言える。
ノリスは今回のレースがターニングポイントになり得ると認め「状況はさらに厳しくなった」と述べたが、差が大きくなった分、失うものが少なく逆に吹っ切れた心境だという。
「できるのは全レースで勝ちを狙うことだけ。それは簡単じゃないけど、できる限り全力を尽くすよ」
「正直、この週末は悪くなかった。予選ではほんのわずかに負けただけだし、ずっと手応えはあった。改善すべき細かい部分はあるけど、もしあの小さな風の突風がなければ僕がポールだったと思うし、今日のレース展開も全然違っていたはず。ペースはかなり強力だった」
「本当に僅差なんだ。僕には良いチームメイトがいる。彼は強いし、どんな状況でも速い。だからそんな相手からポイントを取り返すのは本当に難しい。とにかく、今回のことが(タイトル争いに)不利に働いたのは確かだ」
「僕にとってはさらに厳しくなったし、プレッシャーも増した。でももう差は十分に大きくなったから、気楽に構えて攻めるだけだよ」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。