“eスポーツガチ勢”は今季のF1でスタートダッシュを決める? ノリスは慎重姿勢
ランド・ノリスは、シーズン中断中にシムレーシングに興じていたドライバーとそうでないドライバーとの間に大きな違いが生まれるとは思っていない。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
新型コロナウイルスのパンデミックによってF1のシーズンが中断されている間、ランド・ノリス(マクラーレン)やシャルル・ルクレール(フェラーリ)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル)やジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)といった若手ドライバーたちは多くのeスポーツイベントに参加。バーチャルでの実力を見せつけてきた。
2020年シーズンのF1が7月のオーストリアでスタートすることが決定したが、ノリスはシムで積極的にレースをしていたドライバーたちがわずかに有利になるかもしれないとしながらも、シムレースをしていないドライバーもある程度の周回数をこなせば速さを取り戻すだろうと語った。
「彼ら(シムレースをしていた人たち)は少しだけアドバンテージがあるかもしれない。でも大きな違いになることはないだろうし、シムレースをしていない人よりも何倍も速いということはないだろう」
そうノリスは語った。
「本当に小さな違いだと思う。1周早く勘を取り戻すとか、そういうことはあるかもしれないけど、そのくらいだと思う」
「確かに最初のうちは少しだけ前に出られるかもしれないけど、現代のドライバーは皆優秀なので、2〜3周走れば以前のペースに戻ることができる。だから大きな差を生むことはないだろう」
ノリスはまた、今季の開催レース数についても言及した。彼は現在発表されているヨーロッパでの8レース以外にも、さらに多くのレースが行なわれるのは間違いないと考えている。ただ、今季のような短縮されたスケジュールは、ドライバーの取り組み方に変化をもたらす可能性があると語った。
「8レースだけではなくて、もっと多くのレースが行なわれると確信している」
「(今季のような短縮シーズンでは)エンジニアとしっかり話し合って、僕たちにとって何がベストなのかを考えなければいけない」
「とにかく改善が必要なのは明らかだし、オーストリアではより良い形で仕事を始められると思っている」
「仮に今シーズンが8レースしかなかったとしても、いくつかのリスクがあることには変わりないだろう。ただ僕はもっとレースが開催されると思っている。それがフライアウェイになるのかヨーロッパになるのかは分からないけどね」
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