ノリス、フェルスタッペンの優勝トロフィーを破壊。「誰か接着剤持ってない?」とのレッドブルに日本の“金継ぎ”で対応!?
ランド・ノリスはハンガリーGPで表彰台に登った際、マックス・フェルスタッペンの優勝トロフィーを破壊してしまった。
ハンガロリンクで行なわれたF1第12戦ハンガリーGP。決勝レースではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝。2位にはマクラーレンのランド・ノリス、3位にレッドブルのもう1台、セルジオ・ペレスが入ったが、表彰台ではある事件が起きていた。
表彰台でトロフィーを受け取り、シャンパンファイトをした際、誤ってノリスがフェルスタッペンの優勝トロフィーを割ってしまったのだ。
シャンパンを勢いよく吹き出させるためには強い衝撃を与える必要があり、ノリスはシャンパンボトルの底を表彰台めがけて打ち付けた。ボトルを振るよりも勢いが増すため、ノリスがボトルを打ち付けるのは恒例となっているが、不運にも表彰台には1位の優勝トロフィーが置いてあった。優勝トロフィーはシャンパンボトルをノリスが打ち付けた衝撃で表彰台から落ち、上部が砕けて台座部分も割れてしまった。
トロフィーを破壊してしまったノリスは申し訳なさそうにしつつも、笑いを押し殺すかのように手で口を覆い、砕けたトロフィーを見たフェルスタッペンは笑いながら、複数個に分かれたトロフィーを拾い上げた。
フェルスタッペンは「ありがとう。ランド・ノリス」と割れたトロフィーと共に映る写真をソーシャルメディアに投稿し、ノリスはそれに対してInstagramのストーリーズで「悪いことをしたとは思ってないよ」と反応した。
ハンガリーは磁器が有名な国のひとつで、ハンガリーGPの1位から3位のトロフィーと、優勝チームに送られる器も磁器メーカーのヘレンドが監修したモノ。白い陶器にはいくつもの花や蝶、鳥があしらわれ、金の装飾が随所に施されていた。
トロフィーについてヘレンドは次のように説明している。
「花柄、蝶柄、鳥柄で装飾され、持ち手、底面、縁に透かし彫りが施され、模様の輪郭と細部が金彩ではっきりと表現されたこの特別なカップは、製作に6ヵ月を要した」
「今年のウィナーは、優勝の栄誉に輝くだけでなく、世界でたったひとりしか手にすることのできない大変貴重な芸術品を所有する特権を得ることになる」
レッドブルはトロフィー破壊事件に関して「グルーガン持っている人いる?」と投稿したが、ノリスは「金継ぎ」を提案。金継ぎは、割れたり欠けたりしまった陶器を漆で繋ぎ、そこに金などを装飾する日本の伝統技法だ。
唯一無二の優勝トロフィーはアクシデントによって壊れてしまったが、金継ぎでさらにユニークなトロフィーへと生まれ変わることができるかもしれない。
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