F1

ランド・ノリス、マクラーレンに”ドライブしやすいマシン”を求める「ただ速いマシンを追い求めるだけではダメなんだ!」

ランド・ノリス(マクラーレン)はチームに対して、ただ速いマシンを追い求めるのではなく、ドライブしやすく、コーナーで安定するマシンを作るよう求めたという。

Matt Kew

Matt Kew

編集: 2023/02/22 14:21

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

McLaren MCL60

 マクラーレンのランド・ノリスは、自分が求めているのは「究極に速いマシン」ではなく、「基本的にドライブしやすいマシン」だと語った。

関連ニュース:

 2022年、F1はレギュレーションを大変更。マシンがグラウンドエフェクトカーになるという、コンセプトがガラリと変わる大転換機を迎えた。これには翻弄されたチーム、うまく適応することができたチームの2種類に分かれた感がある。

 ただマクラーレンはそれ以前に、プレシーズンテストでブレーキの冷却問題に悩まされてしまった。そのため、MCL36に適応するためにドライビングスタイルを大きく変える必要があったにもかかわらず、走行機会を制限されることになってしまった。ノリス曰く、この影響によりマシンを本当の意味でプッシュできるようになるには、シーズンの1/3を要することになってしまったという。

 ノリスはこの経験を踏まえ、2023年のニューマシンMCL60では、マシンの究極のパフォーマンスを追求するのではなく、一貫したコーナリングバランスを持つマシンにするよう、チームにプレッシャーをかけたという。

「去年から今年にかけて、僕の側からは最高のマシンや最速のマシンを作ろうとするだけではいけないというプレッシャーをかけたのは間違いない」

 ノリスはMCL60の発表会の際にそう語った。

「僕らが最大の一歩を踏み出すためには、もっと根本的なことを変えようとする必要があると信じている。それは、僕がマクラーレンの一員になってからの3〜4年、チームがずっと苦労してきたことだ」

「それは昨シーズン、僕がかなり力を入れて取り組んできたことだ。全てのクルマが異なるけど、そういう小さなモノを持っていたんだ」

「前世代のマシンであろうと、今のグラウンドエフェクトカーであろうと、似ている部分がいくつかあった。それは理解することも、変更することもできなかったんだ」

「僕としては、それを理解して、制限を解除したいだけだ。単に速いマシンを手にするというだけじゃなく、基本的にドライブしやすいマシンを手にしたい。そうすれば、バランスを解き放つことができるはずだ」

関連ニュース:

 昨年の最終戦アブダビGPの際にノリスは、MCL36の挙動に関してフラストレーションを感じていると、motorsport.comに語っていた。

「僕は本当に、あらゆることに少しばかり苦労していた」

「基本的にはコーナリングだ。必要とされるドライビングスタイルは、僕がやりたいと思うモノとはほぼ正反対なんだ」

「自分のドライビングスタイルを適応させ、多くの変更を加えなければいけなかった。全てのコーナーで、とてもギリギリみたいな状況になっていたんだ」

「予選でもレースでも、全てのラップを揃えるのは不可能だった。限界を見つけるのに苦労したんだ」

「全てのコーナーで、別のやり方でドライブしなければいけなかった。それに適応するのに苦労したんだ。全てのコーナーで同じようにマシンが動いてくれないんだ……。このマシンが僕に合うように設計されたというのなら、チームはその目標を達成するために酷い仕事をしたと思うよ」

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 2023年、”黒”に回帰したメルセデス。そのF1復帰第一歩”コンセプト・バイ・メルセデス”ザウバーC12も真っ黒だった!

次の記事 インタビュー|F1代表陣の”新顔”、アルファロメオ率いるアルンニ・ブラビって誰? アウディ合流に向け任期は短めか

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Matt Kew



ハミルトン、2024年のメルセデスW15に実は好印象を持っている?「このクルマは素晴らしいよ。まだ、最大限の性能を発揮できていないだけ」

F1

F1

オーストラリアGP

2024/04/13

ハミルトン、2024年のメルセデスW15に実は好印象を持っている?「このクルマは素晴らしいよ。まだ、最大限の性能を発揮できていないだけ」



メルセデスの弱点は高速域! ラッセル「だから、より高速でコーナーを曲がる予選が苦手なんだろう」と推測

F1

F1

日本GP

2024/04/06

メルセデスの弱点は高速域! ラッセル「だから、より高速でコーナーを曲がる予選が苦手なんだろう」と推測



好調ペレスの要因は「来年の契約が危なくなっている」から? レッドブル重鎮のマルコ示唆

F1

F1

日本GP

2024/04/06

好調ペレスの要因は「来年の契約が危なくなっている」から? レッドブル重鎮のマルコ示唆

More from

ランド ノリス



スリップストリーム得られず0.5秒損した? ノリス「望んだようにはいかなかった」決勝も苦戦覚悟

F1

F1

イタリアGP

13 時間前

スリップストリーム得られず0.5秒損した? ノリス「望んだようにはいかなかった」決勝も苦戦覚悟



ノリス、3連勝は難しい? イタリアGP初日は苦戦「速いはずだと思っていたコーナーで遅い」

F1

F1

イタリアGP

1 日前

ノリス、3連勝は難しい? イタリアGP初日は苦戦「速いはずだと思っていたコーナーで遅い」



F1王者ランド・ノリスがドライバー育成プログラムを発足、自身のチームをF3&F4に送り込む「F1に乗るには才能だけでは不十分」

F1

F1

イタリアGP

4 日前

F1王者ランド・ノリスがドライバー育成プログラムを発足、自身のチームをF3&F4に送り込む「F1に乗るには才能だけでは不十分」

More from

マクラーレン



予選3番手のオスカー・ピアストリ、Q2でローソンの走行を妨害し3グリッド降格処分「彼がどこからやってきたのか、よく分からない」

F1

F1

イタリアGP

22 時間前

予選3番手のオスカー・ピアストリ、Q2でローソンの走行を妨害し3グリッド降格処分「彼がどこからやってきたのか、よく分からない」



ブリアトーレ、ガスリーのモナコ3位に控訴したマクラーレンが裁判官と「深い繋がりあった」と会見で主張。同席マクラーレン代表は「侮辱的だ」と反論

F1

F1

イタリアGP

1 日前

ブリアトーレ、ガスリーのモナコ3位に控訴したマクラーレンが裁判官と「深い繋がりあった」と会見で主張。同席マクラーレン代表は「侮辱的だ」と反論



一時はモナコGPの3位を“取り戻した”ガスリー、ペナルティ復活で再び7位にダウン。FIA国際控訴裁判所が判決下す……ハジャーらが繰り上がり

F1

F1

イタリアGP

2 日前

一時はモナコGPの3位を“取り戻した”ガスリー、ペナルティ復活で再び7位にダウン。FIA国際控訴裁判所が判決下す……ハジャーらが繰り上がり

最新ニュース



“斜め停車”角田裕毅のお咎めなしにアウディが待った! エクストラフォーメーションラップ時の規則適用に懸念、異議申し立ての意向

F1

F1 F1

イタリアGP

52 分前

“斜め停車”角田裕毅のお咎めなしにアウディが待った! エクストラフォーメーションラップ時の規則適用に懸念、異議申し立ての意向



最初は右目がよく見えなかった……大クラッシュのルクレール。スペインGP出走に向け、追加の検査が必須「用心に越したことはない」

F1

F1 F1

イタリアGP

1 時間前

最初は右目がよく見えなかった……大クラッシュのルクレール。スペインGP出走に向け、追加の検査が必須「用心に越したことはない」



角田裕毅お咎めなし! F1イタリアGPの10位入賞が確定……代役の仕事をキッチリ果たし貴重1ポイントを獲得「停めるグリッドの位置を少し混乱してしまった」

F1

F1 F1

イタリアGP

5 時間前

角田裕毅お咎めなし! F1イタリアGPの10位入賞が確定……代役の仕事をキッチリ果たし貴重1ポイントを獲得「停めるグリッドの位置を少し混乱してしまった」



最高速の差は20km/h以上……イタリアGPはアストンマーティン・ホンダにとって過酷な週末。ホンダ折原エンジニア「チームと共に新たな挑戦に挑む」

F1

F1 F1

イタリアGP

6 時間前

最高速の差は20km/h以上……イタリアGPはアストンマーティン・ホンダにとって過酷な週末。ホンダ折原エンジニア「チームと共に新たな挑戦に挑む」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録