ニュルブルクリンクでのアイフェルGP、約2万人の観客を招き実施へ
ニュルブルクリンクで行われるF1アイフェルGPは、2万人の観客を招いて行なわれる予定になっている。レースの主催者は、観客を入れる許可を得たようだ。
写真:: Sutton Images
ニュルブルクリンクで行なわれることが予定されている、F1アイフェルGP。このグランプリには、約2万人の観客を招いて開催されるようだ。
地元当局は、非接触型の発券方式や、ソーシャルディスタンスを確保するなど適切な安全対策を施し、大勢の人数を入場させてイベントを開催できることに、満足しているという。
なおこのチケットの発売は段階を追って進められ、まずはグランドスタンドの3区画のチケットが発売される。その後、新型コロナウイルスの感染レベルが急上昇しなければ、さらなるチケットが発売されることになるという。
ニュルブルクリンクのマネージングディレクターであるミルコ・マークフォートは、次のように語る。
「最初の段階で、様々な価格帯のチケットを提供するのは、我々にとっては重要なことだ」
そうマークフォート氏は語る。
「もちろんこのコロナの時代には、莫大な人員とそれに伴う計画を整える必要があり、その全てが費用の懸念につながる」
「しかしその問題は、ファンに安全にレースを体験できるようにし、チケットを買うチャンスを与えることができるかということに繋がる」
観客入場に伴い、ニュルブルクリンクでは様々な対策が施される。観客席はセクションごと、そしてブロックごとに分けられており、各ブロックには4つの観戦席が設けられ、それぞれのブロックの間は適切な距離が空けられている。
また常にマスクを着用することが求められ、スタンドごとに自家用車を停める駐車場も指定される。これにより、観客同士が接触するリスクを最小限に抑えようとしているのだ。
価格は3日間通しで199ユーロ(約24400円)からとなっている。
今季のF1は、開幕当初から無観客で実施されてきた。しかしムジェロで行なわれたトスカーナGPでは、3000人以下と少数ながら、今季初めて一般の観客を入れてのイベントが開催された。
今週末のロシアGPでも約3万人の観客を招き入れることが目指されており、トルコGPの主催者も用意した4万人分のチケットが、6時間で完売したことを明らかにした。
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