アルピーヌF1、“重いシャシー”がたらい回しに。チーム内でのローテーション制が続くとオコン予想

アルピーヌのエステバン・オコンは、今後もチームメイトのピエール・ガスリーと重いシャシーをローテーションで使い続けることになると予想した。

Esteban Ocon, Alpine F1 Team

Esteban Ocon, Alpine F1 Team

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 アルピーヌF1のエステバン・オコンは、前戦カナダGPでチームメイトのピエール・ガスリーよりも“2〜3kg”重いシャシーを使用していたが、今後もチームはローテーション制で重いシャシーをドライバー間で回していくと予想した。

 カナダGPでオコンが予選Q1落ちを喫しガスリーも15番手に終わったが、決勝ではダブル入賞。レース終盤にはチーム内でのポジション入れ替えをめぐり再び不和が発生したが、予選結果を考えれば既にポジティブな結果だった。

 オコンはトラフィックへの対応だけでなく、マイアミ以来チームメイトよりも重いシャシーを使用していることが、ガスリーとの差の一因だと説明した。

「僕のマシンがピエールのよりかなり重いということが何レースかあった」とオコンは語った。

「シーズン中に僕らはローテーションを組んでいる。それは明確なことだけど、マイアミ以降はそのままになっている。こうしたことが積み重なると、Q1を突破するのが難しくなる」

 アルピーヌが最低重量まで軽量化しようとマシン開発を行なう中、2台の車重差は3kgで、一般的な目安としては1周あたり0.1秒弱に相当する。

 オコンはアルピーヌの軽量シャシーで開幕を迎え、その後ガスリーがそのシャシーを受け取った。そして両ドライバーは公平性を保つため、今後再びシャシーを交換することになると見られている。

Esteban Ocon, Alpine A524

Esteban Ocon, Alpine A524

写真: Glenn Dunbar / Motorsport Images

「彼は今年の初めにはもっと軽かったけど、見ての通りパーツを交換したんだ。僕の方が1kgくらい軽い状況だ。でもすごく接近している」

 オコンはモナコGPでガスリーと同士討ちし非難を受け、その後チームからの今季限りでの放出が発表された。

 アルピーヌは今季苦戦しつつも、ハースやウイリアムズ、ザウバーとコンストラクターズランキング7位を争う接戦を続けており、チーム代表のブルーノ・ファミンは残る15戦でオコンとの関係を最良の形で終わらせることが全員のためになると語った。

「エステバンが最高の結果を得るためには、チーム全員が彼を助けてくれると思う。エステバンが最高の結果を残すことが、チームが最高の結果を残すことに繋がるからね」

 ファミン代表はmotorsport.comにそう語った。

「我々はエステバンがチームにもたらすことのできる全てに期待している。彼はピエールと全く同じ条件だ。同じレベル、同じ立ち位置にいる」

「パフォーマンスという点で彼らは非常に近いところにいるし、何か違うことをするのは良くないと分かっている。繰り返すが、そのチームのためだ。アルピーヌの利益が第一だ」

 
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