F1 ラスベガスGP
予選中にフェルスタッペンと“抜きつ抜かれつ”……タイムロスしQ1敗退のオコンは不満げ「彼は余裕でQ1突破できたのに……」
エステバン・オコンは、ラスベガスGPのQ1でマックス・フェルスタッペンとニアミスしたことについて「クレイジー」で「ジョークのよう」だと語った。

Adam Cooper
公開日時: 2023/11/19 4:08
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1ラスベガスGPの予選Q1で、エステバン・オコン(アルピーヌ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がニアミスする場面があった。これについてオコンはフェルスタッペンを批判した。
オコンとフェルスタッペンは共に、Q1の終盤に最後のアタックを開始するべく、最終ストレートを立ち上がる集団の中にいた。オコンはクリアラップを取るため、そしてFIAが定めるアウトラップの規定タイムを遵守するために、角田裕毅(アルファタウリ)や周冠宇(アルファロメオ)、チームメイトのピエール・ガスリーをパス。そしてコントロールライン直前の最終コーナーでフェルスタッペンも追い抜いたのだ。
「あのアルピーヌは何をやっているんだ?」と無線で憤慨したフェルスタッペンは、1コーナーへのブレーキングでオコンのインに飛び込んだ。しかしアウト側にワイドに追いやられる形となったオコンが再度抜き返したため、フェルスタッペンはアタックを中断することになった。
結局セクター1のタイムロスが響いてQ1敗退に終わったオコン。チームメイトのガスリーがQ3に進んで5番手に入ったことを考えると、アルピーヌのマシンのポテンシャルを全く活かすことができなかったと言える。
Q1敗退をチームから知らされた時、オコンは無線でこう話していた。
「正直ふざけてるよ。フェルスタッペンがクレイジーに飛び込んできたんだ」
あまりにも有名な2018年のブラジルGPでの小競り合いを筆頭に、何かと因縁のあるフェルスタッペンとオコン。今回のフェルスタッペンとの一件について質問されたオコンは、アウトラップのデルタタイムを超えないようにしていたと主張した。
「僕と彼(フェルスタッペン)の違いは、僕は1回目のアタックでトラフィックがあったから、あのラップ(最終アタック)を決めないといけなかった」
オコンはそう語る。
「2回目のアタックができないと、僕は敗退だ。彼には十分なペースがあるから、2回目のアタックをしなくても(Q1通過には)余裕があった」
「ただ僕はデルタを遵守できていなかった。アタックにいかないといけない中でデルタはプラスになっていた。3台のマシンが列を作っていたけど、その前にいかないと違反になってしまうところだった。現に僕は前回のレースでもそれでペナルティを受けたからね」
「だから二度と同じことは繰り返してはいけないということで、仕方なく行くしかなかったんだ。その結果ああなった。マックスと僕の違いは、彼が3番手で僕が17番手だったということだ」
FP1では外れたウォーターバルブの蓋に衝突したことで、シャシー交換を強いられたオコン。予選ではクリアラップをとれずQ1敗退と、悔しいセッションが続いているが、彼は次のように語る。
「ラスベガスがどうというより、シーズンを通してずっと不運に付きまとわれているような感覚だ」
「それはどんなものであれ、いつも僕たちに起こる。インシデントであれトラブルであれ、僕たちにとっては痛いことが起きている」
「(ラスベガスの予選では)1周目に最終コーナーとターン7〜9という、最悪のセクターでトラフィックにかかった。だから最初のラップはタイムをロスしたんだ」
「それからラストラップでは、知っての通りああいうことが起こった。ターン1ではコンマ7、8秒を失って、それを最後まで挽回していった」
「僕たちは簡単に(Q1を)通れたと思うし、マシンのペース的にはかなり良さそうだ。明日のレースではそれを活かして追い上げができればと思う」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 苦しんできたサージェント、ラスベガスGPで予選自己最高位の7番手。チーム代表も好結果に安堵「彼にとってターニングポイントになるはずだ」
次の記事 ラスベガスGPのFP1とFP3が赤旗終了……スタート練習一回のみで、決勝を迎える不安を各チーム表明。FIA、レコノサンスでのスタート練習を特例で認める

More from
Adam Cooper

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」
F1
F1
日本GP
2024/04/15
アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」
F1
F1
日本GP
2024/04/12
鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
F1
F1 2024/04/11
F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from
エステバン オコン

ハース、オコンとの契約を今季限りで延長せず……後任候補と目される5人のドライバー。平川亮、角田裕毅の可能性はあるのか?
F1
F1
アゼルバイジャンGP
3 日前
ハース、オコンとの契約を今季限りで延長せず……後任候補と目される5人のドライバー。平川亮、角田裕毅の可能性はあるのか?

トヨタ、ハース離脱のエステバン・オコンのWEC起用を否定「現ラインアップの調和を損ないたくない」
WEC
WEC
Fuji
6 日前
トヨタ、ハース離脱のエステバン・オコンのWEC起用を否定「現ラインアップの調和を損ないたくない」

オコン、ハースF1との契約終了に際しコメント「これで僕のF1キャリアが終わったわけではない」
F1
F1
バーレーンGP
7 日前
オコン、ハースF1との契約終了に際しコメント「これで僕のF1キャリアが終わったわけではない」

More from
レッドブル

レッドブルの驚異的な開発力。ついに優勝にまで辿りついた……メキーズ代表も満足「これが我々の真骨頂だ!」
F1
F1
バーレーンGP
14 時間前
レッドブルの驚異的な開発力。ついに優勝にまで辿りついた……メキーズ代表も満足「これが我々の真骨頂だ!」

冷却ベスト開発にリソースを割きたくないF1チーム……その現状にラッセルが問題提起。一方不要派フェルスタッペンは一蹴「騒ぎすぎ。サウナ行こ!」
F1
F1
バーレーンGP
1 日前
冷却ベスト開発にリソースを割きたくないF1チーム……その現状にラッセルが問題提起。一方不要派フェルスタッペンは一蹴「騒ぎすぎ。サウナ行こ!」

2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」
F1
F1
バーレーンGP
2 日前
2戦連続表彰台も見えていたが……ハジャー、グリップと電力を失い5位に沈む「速さはあったのに。冗談みたいだ」
最新ニュース

好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表
F1
F1 F1
バーレーンGP
6 時間前
好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表

ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」
F1
F1 F1
バーレーンGP
7 時間前
ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」

日本から世界に挑戦……宮田莉朋、中村仁の2026年の評価をトヨタ加地ディレクターに訊く
F1
F1 F1 8 時間前
日本から世界に挑戦……宮田莉朋、中村仁の2026年の評価をトヨタ加地ディレクターに訊く

アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂
Dakar
DAKR Dakar 9 時間前
アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録