アルピーヌF1、不調続くオコンに新シャシー用意。「疑念を払拭するために、大規模な変更を行なう」
アルピーヌF1チームは、最近の不調の原因が技術的な問題にあるという疑念を払拭すべく、イギリスGPでエステバン・オコンのマシンのシャシーを交換することを決めた。
アルピーヌF1のエステバン・オコンは、第2戦から4戦連続でポイントを獲得し、2021年シーズンを素晴らしい形でスタートした。この活躍により、オコンはアルピーヌと2024年末までの3年契約を結んだが、その後オコンの調子は落ち込んでいる。
オコンは第6戦アゼルバイジャンGP以降、ポイントを獲得できていない。レッドブル・リンクでの連戦ではチームメイトのフェルナンド・アロンソがポイントを獲得した一方で、オコンは予選Q1敗退を喫しているのだ。
第9戦オーストリアGPではオープニングラップの接触でリタイアしたオコンは、苦境を打開するために可能な限り多くのパーツを交換するようチームに頼むと語っていた。
第10戦イギリスGPを前に、アルピーヌのエグゼクティブ・ディレクターであるマルチン・ブコウスキーは、オコンのために新しいシャシーを持ち込むことを認めた。
「エステバンはオーストリアで厳しいレースを2回経験したが、その背景に技術的な理由があるかどうかを調査中だ」
「疑念を払拭するために、チームはシルバーストンに向けてニューシャシーの投入を含む大規模な変更を行なうことを決定した」
「エステバンはシーズン初めから非常に好調で、数週間前にふたつのレースで実力を見せ、グリッド3列目を獲得した。我々は彼が立ち直るために共に努力をしてきた。今週末はそのための絶好の機会だ」
オコンはオーストリアでの苦戦の後、シーズン開始当初と仕事の仕方は変わっていないと語り、調子の落ち込みが新契約の締結とは関係ないと主張した。
「僕は今季の初めと同じように仕事をしている」とオコンは語った。
「契約更新前と同じようにファクトリーに通い、全力を尽くしている。今のパフォーマンスとは何の関係もない」
オコンはイギリスGPのプレビューで、困難なレースが続いた後で「リセットをしたい」と付け加えた。
「チームと僕は、パフォーマンスを向上させるために何ができるか、舞台裏も含めて懸命に取り組んできた」
「開幕時のレベルに戻れると確信しているし、それを達成するまで、さらにはそれ以上になるまで、ハードワークは続くだろう。今週末は良い結果を出すために、本当にやる気満々だ」
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