好調オコン、新レースエンジニア含めクルーの貢献に感謝「とても大きな役割を果たしている」
今季、印象的なシーズン序盤を過ごしているエステバン・オコンは、新しいレースエンジニアがそのパフォーマンスに大きな貢献をしていると語った。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
アルピーヌF1チームのエステバン・オコンは、開幕5戦中4戦でポイントを獲得。2度のチャンピオン経験を持つチームメイトであるフェルナンド・アロンソを上回り、チームを牽引している。
オコンの活躍はF1パドック内でも高く評価されており、アルピーヌは早くも彼との契約延長に向けて動き出しているようだ。
アルピーヌのエグゼクティブ・ディレクターであるマルチン・ブコウスキーは、オコンについて2021年に大幅に成長したドライバーだと称賛。今季からマーク・スレードに代わって新たにレースエンジニアに就任したジョシュ・ペケットと”より良い関係”を築いていると述べた。
2016年のシーズン途中にマノーからF1デビューを果たした際、オコンはペケットと仕事をした経験があるのだという。
エンジニア変更の影響について尋ねられたオコンは、ペケットがレースエンジニアとして「大きな役割を果たしている」と語り、担当クルーたちが示すモチベーションに刺激を受けているようだ。
「パフォーマンスエンジニアにはスチュアート・バーロウがいるけど、彼らはマノー時代にも基本的にコンビを組んでいた」
そうオコンは説明した。
「僕たちは一緒に仕事をしていたんだ。彼らは当時、パスカル・ウェーレインを担当していたけど、お互いに補完し合っていた」
「僕たちは今、やる気があって若くて、同じ目標に向かってハングリーな素晴らしいチームを作っているところなんだ。それは自分たちが持っているものからパフォーマンスを最大限に引き出し、ベストを尽くすということだ」
「それは僕が長年望んでいたことなので、今自分たちが築いているものにとても満足している」
2019年、メルセデスのリザーブ兼テストドライバーとしてF1浪人生活を過ごしたオコンだが、2020年にルノーからF1に復帰。チームメイトのダニエル・リカルドに匹敵するような活躍ができずにいたが、シーズン終盤のサヒールGPで自身初の表彰台を獲得した。
オコンは現状についてかなり良い感触を感じており、自信がついたという。さらに自分の能力を最大限に引き出すために、マシンをより良いパフォーマンスウインドウに入れることができるようになっていると説明した。
「クルマのセットアップが格段に良くなったと感じていて、それによって膨大なパフォーマンスが得られた」
「でも、昨シーズン終盤のイベントでそうなり始めていた。アブダビGPではダニエルを予選で上回ることができた。シーズン終盤に良い方向に向かい、表彰台に上がることができた」
「僕たちは冬の間からシーズン序盤までそれを続けてきた。今のところ上手くいっているし、感触も良い。僕たちは最大限に近いところまでパフォーマンスを引き出すことができていると思う」
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