アルピーヌのオコン、F1の2022年シーズンは”ほぼ”完璧なシーズン「足りないのは表彰台獲得だけ」
アルピーヌのエステバン・オコンは、2022年シーズンはこれまでのF1キャリアの中で最高の1年になったものの、唯一表彰台獲得だけが足りなかったと考えている。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
アルピーヌのエステバン・オコンは、チームメイトのフェルナンド・アロンソを11ポイント上回り、ドライバーズランキング8位で2022年シーズンを終えた。
2021年ハンガリーGPで果たした初優勝のような衝撃的なハイライトはなかったものの、オコンは5年のF1キャリアの中で、オールラウンドに完成されたドライバーとして最も完璧に近づいた1年になったと感じているという。
ただ、マシンに頻発した信頼性トラブルもあり、表彰台を獲得できなかったことが心残りだとオコンは考えている。
「今年唯一逃したのは、結果的に表彰台だった。僕はそう感じている」とオコンは言う。
「様々な事情で表彰台には登れなかったけど、来年はいくつか獲得できるといいね」
「自分たちで設定したターゲットは、全て達成できた。コンストラクターズランキングでは4位獲得。ポイントの面でも、F1でのベストシーズンになった」
「1年以上かけて、これだけマシン開発を行なって、チーム全体がいい仕事をしたから非常に嬉しい。来年はもっと(上位との)ギャップを縮められると良いね」
Esteban Ocon, Alpine F1 Team at Press Conference
Photo by: Motorsport Images
Motorsport.comからアロンソを抑えランキング8位となったことをどう捉えているかと訊かれたオコンは、アロンソ同様に「僕にも問題が発生していたんだ」と答えた上で、次のように続けた。
「良い気分だよ。良い気分としか言いようがない。彼はとても、とても速いドライバーなんだ」
「僕はできる限り自分のパフォーマンスを高めていく必要があった。今年、彼の前でフィニッシュできたのには、かなり満足している」
前述の通りアルピーヌは今季、信頼性のトラブルが多発。ペース面ではマクラーレンを上回りながらも、コンストラクターズランキング4位争いは最終戦までもつれ込んだ。レースではマクラーレンに敗れこそしたものの、4位の座を確保した。
「僕らは4位のチームになったけど、マクラーレンはとても速かったし、シーズン序盤は僕らを圧倒していた。だから、今年の前半はそんなに簡単ではなかったんだ」
そうオコンは認めている。
2023年、オコンは新たに同郷のピエール・ガスリーをチームメイトに迎える。一方アロンソは、アストンマーチンへ移籍する。
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