
レーシングポイント・フォースインディアのエステバン・オコンは、フリー走行3回目でレッドフラッグが出た際に十分な減速をしなかったとして、3グリッド降格のペナルティを受けることになった。




レーシングポイント・フォースインディアのエステバン・オコンは、F1日本GPのフリー走行3回目で赤旗が出た際、十分に減速しなかったとして、3グリッド降格のペナルティを受けることとなった。
フリー走行3回目の終盤、ヒュルケンベルグはS字コーナーでバランスを崩してクラッシュ。セッションは赤旗中断のまま終了することとなった。
しかしこの際、オコンは十分に減速しなかったことが判明。スチュワードの声明によれば、この周回のうち3つのミニセクターで、スピードアップしてしまったという。
「ドライバーがスチュワードに伝えたところ、そしてテレメトリーシステムによる測定によれば、彼は赤旗のために減速していた」
「しかしターン4の後、彼はビープ音を聞いた。これはスピードが遅すぎたためで、彼はスピードを上げてペースを調整した」
「それにより、3つのミニセクターで、一時的に1.68秒速く走ってしまった」
「結果として、彼はレギュレーションにより必要とされている速度をキープすることに失敗し、違反に抵触することとなった」
「彼は、チームが現在使用しているシステムによって、混乱が引き起こされたと、違反を認めた」
これらの結果としてスチュワードは、赤旗中にスピード制限を遵守することの重要性を踏まえ、オコンに3グリッド降格のペナルティを科した。
オコンは予選で8番手タイムを記録していたが、このペナルティにより予選11番手からスタートするという痛手を負うこととなった。
オコンにはさらに、ペナルティポイント2も科せられることになった。このペナルティポイントは、この1年の間に初めてオコンに科されたモノである。
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この記事について
シリーズ | F1 |
ドライバー | エステバン オコン |
チーム | フォースインディア , レーシングポイント・フォースインディア |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |
オコンFP3での”赤旗無視”で3グリッド降格ペナルティ
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