アストンマーティンは「成功を急ぎすぎた」2026年の混乱を元チーム代表のサフナウアー指摘
2026年シーズン開幕から混乱が続いたアストンマーティン・ホンダ。かつてアストンマーティンを率いたオットマー・サフナウアーは結果を急ぎすぎたのがその原因だと語る。
アストンマーティンは2026年からホンダとタッグを組み注目を集めたが、開幕前から躓いて長く混乱した時期が続いた。このことについて、元チーム代表のオットマー・サフナウアーは「成功を急ぎすぎたこと」が原因だと語る。
最新設備を備えた新ファクトリーや風洞への巨額投資、ホンダとの新たなパワーユニット提携、さらにはエイドリアン・ニューウェイのような著名な人材の獲得など、大規模な投資を続けてきたにもかかわらず、アストンマーティンは2026年シーズンに入って大きな問題と戦う状況に置かれている。
アストンマーティンと名称を変える以前のフォース・インディア時代からレーシングポイント、そしてアストンマーティンへの移行期までチームを率いたサフナウアー。彼はジェイク・ハンフリーと元フェラーリのレースエンジニアであるロブ・スメドレーが出演するポッドキャスト『High Performance Racing』で、ローレンス・ストロール体制となって以降のシルバーストンを拠点とするチームの歩みについて語った。
Otmar Szafnauer
Photo by: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
ハンフリーから「現在の問題はいつ始まったのか」と問われると、サフナウアーは次のように答えた。
「ローレンスがチームを所有してから、もう8年になる。問題をたどるなら、5年前までさかのぼらなければならない」
「私から見れば、この混乱はF1であまりにも早く成功を求めたことから始まっている。そして、早く成功したいと焦り、忍耐を持てなければ、人事の入れ替えもあまりにも早くなってしまう」
「最も成功しているチームというのは、人材が安定しているチームなんだ」
サフナウアーはさらに、成功を収めてきたチームの共通点として「組織の安定性」を挙げた。
「今のメルセデスには、トト(ウルフ)の下で人材の安定がある」
「レッドブルも勝ち続けていた頃はそうだった」
「そしてフェラーリも、ロス(ブラウン)の時代は同じだった」
アストンマーティンはハンガリーGPで大規模なアップデートパッケージを投入し、一定の改善を見せた。夏休み明けにはホンダのパワーユニットも改良版が投入される予定となっており、アストンマーティン・ホンダのパッケージがどこまで改善してくるがか注目されている。
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