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パトリシオ・オワード、夢はやっぱりF1?「そうじゃないと言ったら嘘になる」

アロー・マクラーレンSPからインディカーに参戦中のパトリシオ・オワードは、インディ初優勝のご褒美としてこのオフにF1をテストドライブする予定だが、将来のF1参戦について「興味がないと言えば嘘になる」と語った。

Pato O’Ward, Arrow McLaren SP

写真:: Arrow McLaren SP

 アロー・マクラーレンSPのドライバーとしてインディカー・シリーズを戦っているパトリシオ・オワードは、F1参戦に参戦することについて「興味がないと言えば嘘になる」と語った。

 オワードは今年の始めにテキサスでインディカー初勝利を手にし、このご褒美として今年の12月にヤス・マリーナ・サーキット(アブダビ)で行なわれるF1ポストシーズンテストに参加する予定となっている。

 このテストに向けた準備としてオワードは先週、イギリス・ウォーキングにあるマクラーレンF1のファクトリーを訪問。3日間にわたってシミュレータをドライブし、MCL35Mのシート合わせも行なった。

 オワードは今後数年はインディカーに集中することになるはずだが、チャンスがあればF1に挑戦してみたいという意向があることを認める。

「そんなことに興味はないと言ったら、嘘をついていることになるだろうね」

 オワードはマクラーレンのファクトリーで行なわれたインタビューで、motorsport.comに対してそう語った。

「全ての(レーシングドライバーを目指す)子供たちは、同じような夢を持って育つ。その夢は常にF1だ。そして、何か他のモノが目標だと言うなら、それは嘘だと思う。普通それはF1だからね」

「今僕は、インディカーでできる限り完璧な仕事をすることに集中している。このチームに相応しいチャンピオンシップをもたらしたいと思っている。そして僕はチームに、インディ500優勝という結果をもたらしたい」

「そして将来、それが僕とチームの両方にとって合うモノならば、もちろん僕はF1をドライブするだろう」

「だってそれはF1なんだよ。テクノロジーの面で世界最高であり、世界最速のレースカーなんだから」

 オワードは今季2勝を挙げ、3回のポールポジションを獲得……ランキングでも3位に入った。チャンピオンには届かなかったものの、オワード自身もこれまでチームと共に多くのモノを成し遂げたと感じているようだ。そしてアメリカでもまだまだ達成すべきことがあるとしながらも、他のシリーズでの成功も目指せるという体制にワクワクしていると語る。

「今の目標を全て達成したら、同じ目標にヨーロッパでも挑んでみたい。そう思っていないと言ったら、それもまた嘘をついていることになるだろう」

 そうオワードは語った。

「インディカーでチャンピオンになりたいというのは、間違いなく夢だ。インディ500を勝ちたいというのもそうだ。その後で、僕らの両方が目指せるモノであれば、世界選手権(F1)に勝ちたいと思う」

「それができれば、完璧な世界だよね。それが僕の計画だ。マクラーレンと一緒に、全てを勝ち取りたいと思う」

Pato O’Ward, Arrow McLaren SP

Pato O’Ward, Arrow McLaren SP

Photo by: Arrow McLaren SP

 マクラーレンは、F1とインディカーの両方に参戦している唯一のチームである。そんな環境にいられることについてオワードは、「僕が置かれている立場に、とても感謝している」と感じているという。

「インディカーという面を見れば、今年はインディ500の勝利に非常に近かったし、チャンピオン獲得にも非常に近かった。掴める位置にいる」

 そうオワードは語った。

「僕の将来については、誰も知らないだろう。僕は残りのキャリアずっとインディカーに留まるのだろうか? それとも2〜3年後にはF1に挑戦しているのだろうか?」

「ただ体験する、ということを目指しているわけじゃない。もしF1をやるなら、ちゃんと競争をして、勝てるようになりたいと思う。インディカーで、最初の年からずっと言っていることだ。最初の勝利は、手にできないかもしれないと思っていたけど、僕は勝利を巡って戦ってきたし、表彰台も多く手にすることができた」

 オワードはマクラーレンに在籍している間、過去の名車と呼ばれる数々のマシンを目にしてきた。そのうちの1台が、ルイス・ハミルトンが2007年のF1カナダGPで初勝利を手にした時のマクラーレンMP4-27である。

「僕が最初に見たレースは、ルイスが優勝した2012年のカナダGPだった」

 そうオワードは語った。

「僕はずっとマクラーレンの大ファンだった。今僕がそのチームでドライブできるということは、本当に素晴らしいことだ。僕にとっては本当にエキサイティングなことだよ」

 

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