登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

開幕前トラブルに耐えて、よく頑張った! アルファロメオF1、2022年コンストラクターズランキング6位は「ベストなシナリオ」

アルファロメオF1チームの代表を務めていたフレデリック・バスールは、プレシーズンテストで信頼性に苦労していたことを考えると、2022年シーズンのランキング6位という成績は「ベストシナリオ」だと考えているようだ。

Guanyu Zhou, Alfa Romeo C42

写真:: Diederik van der Laan

 2022年シーズンのF1をコンストラクターズランキング6位で終えたアルファロメオ。チーム代表を務め、同年限りでチームを離れることになったフレデリック・バスールは、この成績がシーズンのベストシナリオだと考えている。

 アルファロメオはドライバーラインアップを一新し、バルテリ・ボッタスと周冠宇のコンビでシーズンを迎えた。しかしプレシーズンテストでは、C42のシェイクダウンで酷いポーパシングに悩まされて数周走行するのもやっとという状態だった。

 しかしチームはこの問題を解決すると、各チームが車両重量過多になりがちだった中で比較的重量超過を抑えたマシンに仕上げたことが奏功し、特に序盤戦でコンスタントに上位入賞を記録した。

 バスール代表は自身のフェラーリ移籍が発表される前に行なわれたインタビューの中で、アルファロメオの選手権6位という結果が、シーズン当初の予想を少し上回るものであったことを認めた。

「我々が想像しうる中では最高のシナリオだった」

 バスールはそう語る。

「確かにまだ改善は必要だし、全てが完璧だった訳ではない。しかし最終的にはそれなりのポジションで終えられた」

「純粋なパフォーマンスという点で言えば、トップとのギャップを縮めることができたし、シーズンを通して行なってきた開発にも満足している」

「最後の3、4レースのペースはとても良かった。夏の間は色々な理由で勢いを失っていたが、それはそれだ」

 またバスールは、アルファロメオが全チーム中2番目に少ない175周しか走行できなかったカタルニア・サーキットでのプレシーズンテストの後は、選手権6位よりも悪い見通しを持っていたと話す。

「バルセロナでのシェイクダウンが非常に厳しいものであったことは確かだ」

「チームにとっては大変だった。技術的な問題やマシンのダメージがあり、3日間の走行距離はとても少ないものとなってしまった」

「かなり心配される状況だった。しかしその一方で、チームはしっかり対応してくれて、バーレーンでのテスト2回目にはしっかりと解決策を講じることができた。そしてバーレーンでの開幕戦では速さを見せる事ができた」

 バスールのその言葉通り、開幕戦ではボッタスが6位、周が10位に入ったアルファロメオ。ボッタスも開幕戦前はバスールと同じ懸念があったようで「テストであまり走る事ができなかったから、テストの後は少し心配だった」と話していた。

「僕たちは多くの問題を抱えていたから、正直バーレーンでの最初のレースの結果はみんなにとってかなりの驚きだった」

「2台のマシンが最後まで持ちこたえることができて、2台共トップ10に入れたのはまさにワオ、といった感じだった」

 
関連ニュース:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 アルピーヌ、信頼性の”急所”はエンジンにあらず。2023年に向け、問題解決に自信アリ
次の記事 日本のF1ファンが選んだ”あなたの好きなフェラーリ”ベスト10。圧倒的得票数で1位に輝いたマシンはこれだ!

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本