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新規則を批判するドライバーは出場停止だ! 辛口モントーヤが斬る「F1マシンをマリオカート呼ばわりするのは違うだろう」

ファン・パブロ・モントーヤは、F1の新レギュレーションを批判するマックス・フェルスタッペンらが制裁を受けるべきだと語った。

Max Verstappen, Red Bull Racing

 元F1ドライバーでF1解説者のファン・パブロ・モントーヤは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンをはじめとする新レギュレーションに批判的なコメントをするドライバーについて、出場停止などの処分をするべきだと語った。

 今季からF1に導入された新レギュレーションがレースに与える影響は、以前から大きな議論を呼んでいた。昨年シミュレーターで2026年マシンを試したドライバーたちは強い懸念を示しており、シーズン開幕後も多くのドライバーが公の場で不満を口にしている。F1側からチーム経由で批判を控えるよう圧力がかかっているにもかかわらずだ。

 メルセデスのドライバーやフェラーリのルイス・ハミルトンらはその指示を受け入れた一方で、フェルスタッペンらは依然として強い口調で意見を述べ続けている。BBCの『Chequered Flag podcast』に出演したモントーヤは、こういった行為にはスーパーライセンスへのペナルティポイント付与などの処分を科すことで、最終的にはレース出場停止にするべきだと主張した。

「F1への敬意を持たなければならない」

 モントーヤは司会者のハリー・ベンジャミンと同じく元F1ドライバーのデイモン・ヒルに対してそう語りかけた。

「このレギュレーションを気に入らないのは構わない。でも、自分が生活の糧にしている競技、自分たちがやっているスポーツについてあんな話し方をするなら、それなりの結果を覚悟しないといけない」

 これについてヒルが「“結果”というと、例えば? マックスが何かネガティブなことを言ったら罰金にするとか?」と尋ねると、モントーヤは「出させるな」と即答。それは出場停止ということかとベンジャミンが確認すると、「そうだ。7点でも8点でもライセンスに加算すればいい。そうなれば、すぐに出られなくなるはずだ」とした。

「そうすれば、みんなのメッセージは一変するはずだ」

「別に『黙れ』と言っているわけじゃない。でもF1マシンをマリオカート呼ばわりするのは違うだろう」

 現役時代はアグレッシブなドライビングで名を馳せたモントーヤ。マクラーレン時代は、チーム代表のロン・デニスが彼の仕事への姿勢やファストフード好きを良く思っておらず、一方でモントーヤ自身もF1の企業的・政治的な体質に嫌気が差していったとして、2006年を最後にF1から離れた。現在は息子セバスチャンのレースキャリアをサポートしつつ、元ドライバーとして辛口の意見を述べる評論家としての一面も持っている。

 F1側は各レース週末になると、パドック入りする元ドライバーたちに対して、“アンバサダー”として話してほしい内容について事細かにメールで送るのだという。ただその多くがレーサー気質が故に読まずに削除してしまうようだが、現状モントーヤは概ね“公式路線”に沿った発言をしている。彼はマイアミGP前には、自身が現役だった時代について、「レースは単調で、完全にマシンの性能に依存していた」と振り返っていた。

 一方で一部からは、モントーヤがフェルスタッペンに批判的なのは、フェルスタッペンに近い人物であるヘルムート・マルコとの長年の確執があるからではと見る向きもある。

 モントーヤはマルコのチームからF3000に参戦していたことがあるが、対立によってチームを離脱。マルコは先日ドイツ紙「Die Zeit」のインタビューで、モントーヤは「自分の才能を十分に活かせなかった」と話しており、さらに以前のインタビューでは「怠け者のろくでなし」とまで表現していた。

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