ペレス&ラティフィ、F1オランダGP決勝はピットレーンスタート。ペレスはPU完全交換も、ESは仕様違いに

レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスと、ウイリアムズのニコラス・ラティフィは、F1オランダGP決勝をピットレーンからスタートすることになるようだ。

ペレス&ラティフィ、F1オランダGP決勝はピットレーンスタート。ペレスはPU完全交換も、ESは仕様違いに

 ザントフールト・サーキットで行なわれているF1オランダGP。レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスと、ウイリアムズのニコラス・ラティフィは、決勝レースをピットレーンからスタートすることになった。

 ペレスは予選Q1で最後のアタックのためにコースインするタイミングが遅れ、その結果16番手でQ1敗退。グリッド後方からスタートすることを余儀なくされていた。そのためチームは、決勝レースに向けて新品のパワーユニット(PU)を投入することを決めた。

 ペレスのPUはハンガリーGPでのクラッシュの影響で1基が使えない状態となっていたため、シーズン最終戦までのどこかのグランプリで、ペナルティを受けつつ4基目のPU投入は避けられない状況になっていた。そのペナルティを今回消化し、今後のレースに活かそうという戦略的な交換である。

 ただFIAのドキュメントによれば、ペレスが新たに投入したエナジーストア(ES)は、これまで使っていたモノとは仕様が異なることが指摘されていた。これについてホンダは「特別なことは何もありません」と回答するに留めた。

 PUを交換する場合には、通常ならペナルティを受けた上で、グリッド上からスタートすることになる。しかしこのESの仕様が違うために、ピットレーンからのスタートということになる。これに伴い、チームはコース上でポジションを上げる上で手助けとなるマシンのセッティング変更も行なったようだ。

 ペレスは予選後、次のように語っていた。

「誰もが、何が起きるか分からないレースに挑むことになるんだと思う。起きる可能性があることがたくさんある。レースでどんなことが起きるのか見てみよう」

「ここは確かに、ドライバーに多くのことを要求するサーキットだ。だから、日曜日にはどんなことだって起きる可能性がある。オーバーテイクも、前を行くマシンを追いかけるのも難しいだろうけど、できるだけ良いレースをしなきゃいけない」

 またウイリアムズのラティフィは、予選Q2でのクラッシュでギヤボックスにダメージが及んだため、これを交換したようだ。この場合もギヤボックスの交換だけならば5グリッド降格だけで済むが、チームは同時にフロントウイングの仕様変更も行なったため、ペレス同様ピットレーンからのスタートになる。

 クラッシュについてラティフィは、次のように語った。

「失うモノは何もなかった。だから周回の残りの部分で、ペースアップするのを目指したんだ。タイムを稼げているのを見た後、ターン8のターンインのポイントを誤って判断してしまい、芝生の上に少しはみ出してしまった」

「あれだけの衝撃があって、もしギヤボックスを交換する必要がなかったとしたら、驚くだろうね」

 ラティフィがピットレーンスタートになることによって、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は14番グリッドに1ポジション上がることになる。またセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)、ロバート・クビサ(アルファロメオ)、ミック・シューマッハー(ハース)、ニキータ・マゼピン(ハース)は、それぞれ2グリッドずつ上がることになる。

 

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