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マイアミ決勝は大名行列に? 「路面が冗談みたい」ペレスらドライバー達からグリップに不満高まる

F1初開催を迎えているマイアミGP。大きな注目を集めている本グランプリだが、ドライバーからは新設コースの路面に批判の声が挙がっている。

Sergio Perez, Red Bull Racing RB18

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 2022年に新規開催を迎えたF1マイアミGP。初日、そして2日目の予選までセッションが行なわれてきたが、ドライバーからは路面コンディションに不満の声が挙がっている。

 ドライバーは特に、ラインを外れたときのグリップの無さを問題視している。レースでオーバーテイクを試みようとしても、そのグリップの無さからラインを動きづらく、エンターテインメント面でも妥協が生まれることになると見ているのだ。

「最も重要なコトは、路面が冗談みたいなところだと思う」

 レッドブルのセルジオ・ペレスは、レースでの追い抜きについて訊かれた際にそう答えた。

「明日のレースは難しいものになるだろう。この状況の中に置かれることで、ドライバー達はミスを犯すことになるだろうね」

 フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)も路面に厳しい姿勢を示している。彼は路面が「F1基準ではない」と語っており、ランド・ノリス(マクラーレン)も「十分ではない」と示唆している。

「ラインを外すのはまだ凄く難しい」と、アロンソは言う。

「ラインの外は瓦礫みたいだ。それのせいで難しくなっている。昨日、僕らはこのコースの路面が、F1基準ではないと話していた」

「僕らができることは何もない。今週末はショーを見せる必要があると思うけど、来年に向けては変更しなければならない点だ。ここでのレースはとても難しいよ」

 ダニエル・リカルド(マクラーレン)も、ラインから外れることは難しく、ライン上以外はコースではない、とまで語っている。

A view of the track

A view of the track

Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images

「文字通り1本の線にとどまらなくちゃならない」

 リカルドはそう語る。

「そうでなければ、真面目にコースに乗っていないようなものだ」

「だから良いチャレンジになるどころか、ある意味一本道になってしまうんだ。というのもラバーの乗っている1本のラインしか選択肢はない。嘘をつきたくないし、この路面が好きだとも言いたくないね」

 チームメイトのノリスもリカルドの意見には同意している。彼は地元の材料で作られた路面について、主催者がなにか違ったことをやろうとしているのではないかと指摘している。

「レーシングラインのグリップは悪くないし、適当なものだ」

「凄く暑いことで、さらに悪く感じられているんだとも思う。でも事実としてラインの外はマジで良くない」

「でも僕らはレースをしにここへ来ているし、沢山のファンが詰めかけてくれる。皆素晴らしいレースを期待しているんだ。そうして路面になにか新しいコトをしようとして、それまでにやったことのないようなことを試していき、最終的に今のような状態になるんだと思う」

「どこのトラックも全く同じになることは望まれていない。違いがあって、ユニークなことが好きなんだ」

「でもこんなにも大きな期待が寄せられていて、良いレースをしたい、良いエンタメを提供したいと思っていても、この路面があるんだ」

「これだと彼らが望んでいるような事はできない。十分じゃないんだ。良いショーを見せることができないし、レースができない。僕らのせいじゃないけど、残念なことだ」

 酷評されているマイアミの路面。ノリスは十分なグリップがあるコースとしては、サウジアラビアのジェッダを挙げている。

「もし路面がサウジアラビアのようなものだったら、グリップはとても高いし、高温にも耐えられるから、皆が凄くエキサイティングな日曜日を楽しめると思う」

「(サウジのような路面なら)ワイドに、違ったラインを走ることができるし、何でも可能になるからね。でも明日は皆がひとつのラインを走ることにこだわるだろう。そうしたレースはより難しいんだよ」

 
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