ペレス「僕はポールポジションを獲るべきだった」最終周最終コーナーのミスを悔やむ
レッドブルのセルジオ・ペレスは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選Q3最後のアタックで、最終コーナーでミスを犯したことでポールポジションを逃したと悔しがった。
Sergio Perez, Red Bull Racing RB16B
Andy Hone / Motorsport Images
レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、F1エミリア・ロマーニャGPの予選Q3で、メルセデスのルイス・ハミルトンに次ぐ2番グリッドを確保。彼にとってはF1での予選最高位(3番手)を更新することになった。
しかしそのハミルトンとの差は0.035秒。瞬きする間もないほどの僅差だ。ペレス曰く、最終コーナーでのミスがなければ、ポールポジションも夢ではなかったという。
「僕は今日、ポールポジションを獲るべきだった」
ペレスは予選後にそう語った。
「最後のラップの最終コーナーで、ミスをしてしまった。それを考えれば、全てがポジティブだと思う」
「僕らは、確実に進歩を続けていく必要がある。そして、重要なのは明日だ」
ペレスはFP1でエステバン・オコン(アルピーヌ)と接触するなど、うまくいかない初日だった。しかしそこから巻き返してのフロントロウ獲得。この好結果には驚いたと、ペレスは語る。
「チームには、よくやったと言わざるを得ない」
そうペレスは語る。
「僕は昨日、ミスを犯した。そしてその後は1日中懸命に働いた。だから、いい形でリカバリーできたと思う」
「最も重要なことは、常に進歩していることを示すということだ。昨日の時点では、僕はこんなポジションに立てるとは思ってもみなかった。改善を続けてきたけど、2番手であることが重要なんだ」
ペレスはQ2最速タイムをソフトタイヤで計測したため、決勝スタートでもこのソフトタイヤを装着することになる。しかしポールポジションのハミルトンと、3番手でチームメイトのマックス・フェルスタッペンは、ミディアムタイヤでのスタート。つまり、第1スティント序盤のペースは、ペレスにとって有利になる可能性が高い。
「明日は何でも起こり得ると思う」
そうペレスは語る。
「僕らは、ルイスやマックスとは異なる戦略を採っている。だから、何ができるかを見るのは面白いだろう」
「重要なのはポイントを獲得すること、そしてしっかり戦うことだ。これが現時点での最優先事項だ」
フェルスタッペンも最終ラップでミスし、ハミルトンにわずか0.087秒及ばず、3番手となった。
「あまり良い結果じゃない」
そうフェルスタッペンは語った。
「予選Q3で、ターン3でコースオフしてしまった。だから、少し混乱していたし、良いラップじゃなかった。でも、いつも良いアタックができるわけじゃない」
「何が悪かったのかは検証するつもりだ。でも、それは簡単なことじゃない。それでも、3番グリッドというのは、良いスタート位置だ」
「僕らは2台のマシンが、異なるタイヤを履いてスタートする。それがどう機能するか、楽しみだ」
「メルセデスにとって難しいレースにできるように努めるよ」
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