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ペレス、レッドブルのヘルムート・マルコの”毒舌”は「今も気に入っている」

セルジオ・ペレスは、何事も正直に発言するレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコのやり方について、気に入っていると語った。

Sergio Perez, Red Bull Racing

写真:: FIA Pool

 今シーズンからレッドブルに加入したセルジオ・ペレスは、ここまで浮き沈みの多いシーズンを過ごしてきた。シーズン前半戦のハイライトは間違いなくアゼルバイジャンGPでの優勝だが、それ以外のレースではうまくいかないことも多かった。

 シーズン初め、ペレスはレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコについて、正直だが残酷でもあるその物言いについて、気に入っていると語っていたが、実際に厳しいシーズンを過ごす中でも、そのマルコの振る舞いは「今も気に入っている」と語る。

「僕のような経験やF1でのキャリア、これまでのようなキャリアを持っているドライバーにとっては、彼がいるというのはいいことだと思う」

 そうペレスは語る。

「彼は何えを考えているのか、そして僕がどういうポジションにいるのかということについて、すぐに教えてくれる」

 ペレス曰く、これまでのシーズンでレッドブルの上層部から信じられないほどのサポートを受けてきたという。そして、ペレス自身が上手くやれると感じているやり方をチーム側が変えることはないと続けた。

「彼らは間違いなく、全ての情報とデータを手にしている」

 そうペレスは語る。

「彼らは、ドライバーがラップタイムをどこで失っているのかということについて、正確に知っている」

「レッドブルでは、押さえ込まれることはない。だから彼らは、僕やメディアに対してもいるも正直なんだ。それは良いことだ」

「でも最も重要なのは、毎週末満足して、幸せな気分で家に帰るということだ。それは、僕にとって最も重要なことなんだ。僕はとても欲深いドライバーで、その性格と共に生きていかなきゃいけないんだ」

 ペレス曰く、チームメイトのマックス・フェルスタッペンとは良好な関係を築いているという。そしてふたりで協力し、打倒メルセデスに向けて突き進んでいる。しかしながらふたりのドライビングスタイルは大きく異なっており、スピードを増すためにフェルスタッペンからのアドバイスを活かすのは難しいという。

「僕と彼は、サーキットでもそれ以外でも良い関係を築いている。だから、定期的に意見を共有することができるんだ」

 そうペレスは語る。

「僕が直面している問題は、おそらく彼にとっては問題にはなっていないだろう。僕らは異なるスタイルでドライブしているからね。そういう点では難しいけど、チームを共に前進させることができている……それは良いことだ」

 

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