「他のチームとは話をしていない」ペレス、レーシングポイント残留に自信
セルジオ・ペレスは、来季のレーシングポイント残留に依然として自信を見せており、他のチームとは話をしていないと語った。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
フォースインディア時代の2014年から7シーズンに渡ってレーシングポイントに在籍し、2021年に向けても同チームと契約を交わしているセルジオ・ペレス。しかしながら、セバスチャン・ベッテルの去就に関する噂が出始めたことで、彼の立場は怪しくなっている。
今季限りでフェラーリを離脱するベッテルは、未だ来季の去就が明らかになっていないが、レーシングポイント加入に向けてチームと話し合いをしていることで知られている。仮にベッテルのレーシングポイント入りが実現した場合、ランス・ストロールがチームオーナーの息子であることを考えると、ペレスが放出される可能性が高いと言える。
ペレス自身も以前、レーシングポイントがベッテルと契約した場合、チームを去るのが自分であることは“明白だ”と語っていた。ただスペインGPの際には、自身の将来に関する憶測が終わりを迎えるのは時間の問題だとも話していた。
レーシングポイントは2021年のドライバーラインアップについてまだ正式なコメントを出しておらず、チーム代表のオットマー・サフナウアーはスペインで「当面の間は現状維持」という旨のコメントをするにとどめた。
そして今週末のベルギーGPを前にペレスは、自分もチームも共に2021年シーズンを戦いたいと思っていると語り、残留への自信を口にした。
「前にも言ったように、それは時間の問題だと思う」とペレスは語った。
「僕はこのチームで本当に幸せを感じている。このプロジェクトを信じているし、長い間このチームにいるけど、状況が上向いているのを感じる。全てがうまくいっていると思う」
「何かを変えなければいけない理由は見当たらない。今シーズンの僕たちは軌道に乗っているし、チーム内では物事が本当にうまくいっている。何も変えないと思うよ」
ペレスは、レーシングポイントがベッテルに関心を持っているという報道がなされた時、他のF1チーム、また他のレースシリーズのチームからもアプローチがあったという。現在他のF1チームと2021年のドライブについて話し合いをしているのかと尋ねられたペレスは、こう返した。
「いいや。僕はチーム(レーシングポイント)から一緒に続けたいと言われている」
さらにペレスは、レーシングポイントと来季について水面下で話し合いがあったことを認めた。自身の将来について安心しているというペレスは、さらにこう続けた。
「(レーシングポイントから)もらったフィードバックはとてもポジティブなものだった。それは僕の自信の源だし、僕たちが落ち着いている理由だ」
「この状況は僕にどうにかできるものではないから、全く気にしていないんだ。レースをすることに集中しているし、楽しんでいる。何が起きようが僕にはどうしようもないんだから、気にもしていないよ」
来季のラインアップに関する質問はストロールにも飛んだが、彼はこの質問がドライバーに対して無礼なものだとして、次のように語り返答を拒否した。
「君たちが欲しいようなネタを提供するつもりはない。この話題についてこれ以上話すことはないよ」
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