レッドブル新マシンRB19はどっち向け? ペレスは「”特定の方向”にプッシュしてきた」と自信
レッドブルのセルジオ・ペレスは、2023年マシンのRB19がより自分に合ったマシンにするため、チームを特定の方向へ推し進めようとしてきたと語っている。
レッドブルで3年目のシーズンを迎えているセルジオ・ペレス。彼はチームの新車RB19に関して、より自分に合ったマシンとなるよう、チームの方向に対して働きかけて来たと語っている。
新レギュレーションのもと開発された2022年のマシンRB18で、ペレスは当初こそチームメイトのマックス・フェルスタッペンと比較しても、遜色のないスタートを切っていた。
ただ、レッドブルがマシンの軽量化に取り組んだ成果が出始めると、フェルスタッペンはより自分の好みに合ったマシンバランスや、オーバステアなマシン特性から、さらにラップタイムを稼ぐことができるようになった。
対照的にペレスはマシン開発が進むにつれて、シーズン当初よりもマシンを快適に感じられていないと認めるなど、苦戦が目立つようになった。それでも終盤戦にかけて調子を取り戻していったが、ランキングではフェラーリのシャルル・ルクレールに敗れ、3位に終わっている。
そして先日行なわれた2023年マシンRB19の発表イベントで、ペレスは昨年のような浮き沈みの問題を防ぐために取り組めているのかを尋ねられていたが、彼は自信を持って次のように答えている。
「ああ、それは間違いない。取り組んでいることがいくつかあるよ」
「クルマは既に良くなっていると思う。僕もチームを特定の方向へプッシュしてきているし、その方向に向かっていると信じている」
「でも、様子を見よう。ひとたびマシンを手にすれば、それに適応し、最大限活用することが全てだからね」
なおペレスは2022年シーズンに経験した苦戦について、昨年末までにマシンのセットアップのどこでミスを犯していたかを理解できるようになったとも語っている。
「僕らが犯したミスから学んでいて、セットアップで間違った方向を向いていたことがあったと思う。そして、それを理解するのはとても重要なことだ」
「シーズン終盤に向けて、クルマで何をしていたかを理解したと思う。そこは自分たちにとって非常に大事なことなんだ」
「そして、僕らはそれもあって適切な方向へ向かっていると思うよ」
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