ペレスVSフェルスタッペン、レッドブル“ガチ”対決は不発……バトル回避の指示は正しかった?
F1アゼルバイジャンGPで2位となったレッドブルのセルジオ・ペレスは、レース中にチームから僚友のマックス・フェルスタッペンと「戦わないように」と指示されたことに関しては、正しいモノだったと語っている。
F1第8戦アゼルバイジャンGPでは、レッドブルがワンツーフィニッシュを達成。マックス・フェルスタッペンが勝利し、セルジオ・ペレスが2位となった。
この決勝レースでペレスにはチームからフェルスタッペンと「戦いは無し」と指示が飛んだが、彼はこれが適切な指示だったと考えている。
ペレスはスタートでポールシッターのシャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイク。序盤はトップを快走した。しかしカルロス・サインツJr.(フェラーリ)のマシントラブルによるヴァーチャル・セーフティカー(VSC)が導入され、フェルスタッペンと共にステイアウトを選んだあとはペースに苦戦。15周目にはフェルスタッペンに追い抜かれてしまった。
レース中盤にケビン・マグヌッセン(ハース)のトラブルによって発生したこのレース2度目のVSC後にも、ペレスはペースに苦しんだ。そのため彼としても、問題の原因を探らなければと考えている。
「その原因を理解する必要がある。今のところ、(最初のスティントで)タイヤを痛めてしまったような感じはないんだ。ペースを失ったのは、VSCの際だった」
Max Verstappen, Red Bull Racing RB18, passes Sergio Perez, Red Bull Racing RB18
Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images
「そこまでは、全てが適切に進んでいるようだった。でも主にVSCの後、ペースが大幅に落ち込んでしまったんだ」
「僕はVSCが(ペースの低下と)関連していると確信している。そのタイミングでタイヤ温度が下がってしまったのかもしれないし、摩耗だったのかもしれないけど、何が起きたかを理解する必要があるんだ」
15周目にターン1で、フェルスタッペンを先行させる際、ペレスにはチームから『戦いは無しだ』と指示が入っていた。
フェルスタッペンのペースについていくことができなかったペレスは、最終的に20秒差を付けられたが、無線による指示は正しいモノだったと振り返っている。
「マックスはレースのあの時点では、明らかに速かった。だからあの時それだけのペースがなかった僕に、戦うなと呼びかけるのは適切なモノだったよ。マックスはあの時前に出るだけの速さはあった」
「僕らは(1回目のVSCの際)ピットに入るには遅すぎた。今日の結果に対する要因は幾つかあるけど、結局のところマックスの方が速かったから、彼は勝利に値するよ」
なおペレスは最初のVSCの際、ルクレールがピットに入る中でレッドブルがピットインさせなかった理由については、チーム内の“コミュニケーションのすれ違い”があったのではないかと推測している。
「VSCの際には、いくつかコミュニケーションのすれ違いがあって、その結果僕らはピットに入るチャンスを逃した。これは結構なツケになったよ」
「それで、VSC後はミディアムタイヤにかなりのデグラデーションがあったんだ」
「だから今日からは、理解すべきことが幾つかある。明らかに今日のマックスはレースのある段階でかなり強力だったからね。フェラーリのトラブルの後は、無事ゴールすることが僕の主な目的だったんだ」
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