F1 イギリスGP

またも予選Q1落ち……苦境ペレス「僕はあきらめない。必ず状況を変えてみせる」

F1イギリスGPの予選でスピンし、19番手に終わったレッドブルのセルジオ・ペレスは不運な出来事だったと語った。

Sergio Perez, Red Bull Racing RB20

Sergio Perez, Red Bull Racing RB20

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 レッドブルのセルジオ・ペレスは、F1イギリスGP予選でスピンし、19番手に終わったが、それまではポジティブな週末だったと語った。

 ウエットコンディションでスタートしたイギリスGPの予選Q1は、徐々に路面が乾き、残り10分というところで各車がソフトタイヤに履き替えた。

 ペレスもソフトタイヤでアタックに向かったが、高速右コーナーのコプス(ターン9)でコースオフ。グラベルにはまって動けなくなり、赤旗の原因となってしまった。

「スピンするまで、週末はポジティブだった。とてもフラストレーションが溜まるよ」

 そうペレスは予選を振り返った。

「ターン9は本当にトリッキーで、特にエントリーはとても難しかった。タイヤを温めながらターン9に進入しようとしたときにシフトダウンしたんだけれど、そのときにリヤのコントロールを失ってコースアウトしてしまったんだ。クルマを止めることができず、まっすぐ走ることもできなかった。とても不運な出来事だった」

「エントリーはかなり濡れていたみたいだし、白線の上はかなり滑りやすかった。残念ながら、スリックタイヤであのコーナーを抜けたのは僕が最初だった。タイヤが冷えていたから、すべてが合わさっての結果だった」

「その20分後くらいに何人かコースアウトしていったが、明らかにトリッキーなコーナーだった。でもとにかく、今日はお手上げだし、明日はまた別の1日だ」

 モナコGPやカナダGPでも予選Q1敗退を喫しているペレス。もはやレッドブルが”最強”とは言えなくなっている現状、コンストラクターズ選手権を争う上で、ペレスが少なくともマシンなりの競争力を発揮できるかどうかは大きな要素となってくる。

 そんな中で特に予選で一貫性のなさに苦しんでいるペレスは、この問題について次のように語った。

「解決策を見つけようとしているところだ。前進はしている。あとコンマ数秒の差で、僕らの人生は大きく変わっていただろうし、今年のスタート時点に戻っていたかもしれない。だから落ち着いて、レースパフォーマンスに集中しよう」

 イギリスGPの週末には、レッドブルのリザーブドライバーであるリアム・ローソンがフィルミングデーを使って現行のRB20をテストすることが明らかとなった。

 このニュースによって、すでにチームと契約を更新したペレスの立場が危うくなっているのではないかという憶測が加速している。

 ペレスは予選後にクリスチャン・ホーナー代表や、モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコとは話をしていないと明かし、自分の仕事に集中すると繰り返した。

「いや、何も(話していない)。自分の仕事に集中し、自分自身のパフォーマンスを引き出すことに集中している。金曜日はとてもポジティブな一日だった。正しい方向に進んでいるようだった。集中して取り組み、状況を好転させられるのは時間の問題だと思う」

 残留の自信はあるかという質問に「もちろん」と答えたペレスは、レースに向けて諦めずに状況を好転させたいと意気込んだ。

「僕はチームに全力を尽くしているし、自分のキャリアにも全力を尽くしている。チームとの契約もあるし、状況を好転させるつもりだ。気が散るとかそういう問題じゃない。もう終わったことなんだ。自分の調子を取り戻して、大事なことに集中したいんだ」

「明日は長くて難しいレースになるだろうが、多くのポイントを獲得できれば……それに越したことはない。でも1年は長いし、僕はこの仕事を長くやってきたから、何をすべきか、どうすれば状況を好転させることができるかをよく理解している。そして、僕はあきらめない。必ず状況を変えてみせる」

 

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