痛恨スピンで11位のペレス「チームに申し訳ない」さらなる活躍をレッドブルも期待
セルジオ・ペレスは、F1第2戦エミリア・ロマーニャGPで11位ノーポイントに終わったことについて、レッドブルに自身のミスを謝罪した。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
レッドブルのセルジオ・ペレスにとってF1第2戦エミリア・ロマーニャGPは、ピットレーンスタートから5位まで追い上げた開幕戦バーレーンGPと真逆の展開となってしまった。
チームメイトのマックス・フェルスタッペンを予選で上回り、2番グリッドを獲得したペレスだが、トリッキーなコンディションでミスが続き、好リザルトへの期待は大きく裏切られた。
レース序盤、セーフティカー走行中にスピンしたペレスは、他車をオーバーテイクして元のポジションに戻ったとして、10秒のタイム加算ペナルティを科せられた。
それでも、レース中盤に発生した大クラッシュによる赤旗中断時には4番手につけていたペレス。しかしレース再開後の38周目に痛恨のスピンを喫し、14番手までポジションを下げ、最終的にポイント圏外の12番手でレースを終えた。レース後に他車のペナルティで11位に繰り上がったが、ポイントには手が届かなかった。
レース後、ペレスはチームに申し訳ないと謝罪。レッドブルのマシンをウエット~ダンプコンディションで走らせるという初めての経験をする上で後手に回ってしまったことを認め、今回の出来事から教訓を得ることを誓った。
「基本的にはとても悪い1日だったし、良くない仕事だった。チームには本当に申し訳ないと思っている。だから、何が悪かったのかを学ばなきゃいけない」
「こうしたコンディションにおけるこのマシンのことはまだ良く知らないし、序盤にタイヤを適切な温度に保つことに苦労した」
「マシンのセットアップでどれだけのことができるのか分からなかったことで、本当にトリッキーになったし、ミスをしてしまった。チームのためにも、このことから学んで改善していきたい。今日は、1位と2位になるべき日だったからね」
レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ペレスのパフォーマンスを擁護。まだ走行距離が不足していることを十分に理解しているという。
重ねて、ペレスが予選で自己ベストとなる2番手を獲得して速さを証明したことで、今後もっと良い日が訪れると確信しているとホーナーは話した。
「私はただ、シートに座っている時間の問題だと思っているし、彼は(予選で)良い仕事をしていた」
「彼はレースではより混乱していたと思う。序盤にセーフティーカーの後ろでミスをして10秒のペナルティを受け、さらに再スタート時にフェラーリの後ろでミスをしてしまった」
「彼も表彰台に上がる可能性があっただけに残念だ。そうならなかったことにフラストレーションが溜まる。でも彼は確実に自分のペースを掴んできているし、自信をつけてきている。今後の週末はますます強くなると確信しているよ」
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