F1 オランダGP

ピアストリに寄せられた批判は”不公平”。マクラーレン代表「最終的に事実が明らかになったのはよかった」

マクラーレンは、アルピーヌF1に背を向けたとしてオスカー・ピアストリに寄せられている批判は、明らかに事実と異なっており、「不公平」であることが証明されたと語る。

Oscar Piastri, Reserve Driver, Alpine F1 Team

 アルピーヌのリザーブドライバーを務めるオスカー・ピアストリは、アルピーヌとの契約を蹴って、来季からマクラーレンに加入し、F1デビューを果たすことになった。

 ただそのピアストリには、アルピーヌに対する誠意が足りないと批判的な評価も多数寄せられているが、マクラーレンはこれを擁護。批判されるのは「不公平」だと語った。

 アルピーヌは、今季限りでチームを離脱することになったフェルナンド・アロンソの後任として、ピアストリを来季のレギュラードライバーとして起用することを発表した。しかしピアストリは、自身のSNSでこれを拒否。後にマクラーレンと既に契約が結ばれていたことが明らかになった。この契約問題については、F1の契約認定委員会に持ち込まれることになったが、同委員会はマクラーレンとの契約が有効であるとの裁定を下した。

 この裁定が下される前、ピアストリには育成のキャリアを通じてサポートしてきたアルピーヌに対して背を向けたことに対して、「誠実さに欠けるのではないか」との疑問の声が多数挙がっていた。

 しかし複数の情報筋によれば、ピアストリがアルピーヌを離れることを決断した背景には、アルピーヌが約束した契約の履行を度々反故にしてきたため、ピアストリ陣営の不満が募っていったということがあったという。

 ピアストリと彼のマネージャーであるマーク・ウェーバーは、アルピーヌは2025年までピアストリのレギュラー昇格を遅らせる可能性があると判断したため、方針を変えたようだ。ピアストリが2023年からアルピーヌで走りたいと言ったにもかかわらず、チーム側はウイリアムズで2年間走ることを望んだとの情報もある。

 契約認定委員会の裁定が下るまで、沈黙を守っていたマクラーレン。しかし事象の背景が明らかになった今、チーム代表のアンドレス・ザイドル代表は口を開き、ピアストリに寄せられた批判のいくつかは「不適切だった」と語る。

「最終的に事実が明らかになったのは良かったし、皆さんが評決を見てくれたのも良いことだった」

 そうザイドル代表は語る。

「だから誰もがこれを読み、独自の結論を導き出すことができる。今回のことはかなり明確なケースであり、オスカーに関して不適切で不公平だった判断の一部を修正することになるだろう」

「今我々はダニエルと共にシーズンを戦い抜くことに集中しており、その後、かなりの才能と多くの可能性を秘めたオスカーと一緒に働くことを楽しみにしている」

「それと同時に、彼がF1で最初のシーズンを迎えるにあたって、我々の前には多くの仕事があることも認識している。しかしそれも楽しみにしているんだ」

 ザイドル代表は、今季限りでダニエル・リカルドとの契約を解除し、ピアストリを獲得したことについて、ファンから批判されることをそれほど心配していなかったと付け加えた。

「今回のケースは非常に明確だった。そもそも、ケースと言うようなモノでもなかった。我々は契約を結んでおり、契約認定委員会への登録も完了していた。7月の時点で競合がなかったことが確認されたので、正直に言うと外から見るよりも、興奮することが少なかったと思う」

 
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