F1カナダGP、雨なら決勝はサバイバル説。ガスリー「かなり波乱のレースになるだろう」
アルピーヌのピエール・ガスリーは、F1カナダGP決勝が予報通りに雨になった場合、レースは「脱落戦」になるかもしれないと考えている。
F1カナダGPの決勝は雨予報となっているが、実際にウエットレースになった場合には「脱落戦」になるのではないかとピエール・ガスリー(アルピーヌ)は考えている。
カナダGPの決勝は雨予報の上、気温は11度と低い気温が予想されている。そしてこのコンディションが、タイヤを温めることが難しいサーキット特性と合わさって、さらにタイヤウォームアップを難しくするだろうとドライバーは予測している。
ガスリーはピレリのウエットタイヤのテストを実施した経験があるが、もしカナダがウエットレースになった場合、サバイバルレースになる可能性が十分あると話した。
「ドライコンディションでもここではタイヤを温めるのが難しいんだ。だから雨になったら、それがさらに難しくなってしまうだろう」と、ガスリーは言う。
「これまでの経験から言って、かなり波乱のレースになるだろうね。だからチェッカーフラッグを受けることが重要になると思う。あまり言い過ぎたくはないけどウエットだったらかなり難しいコンディションになると予想している」
「最終的には脱落戦のような展開になっても驚かないよ。僕の予想は外れるかもしれないけどね。この間マニクールでテストしたときはちょっと意外なモノだった。どんな展開になるか様子を見てみよう」
Pierre Gasly, Alpine
Photo by: Mark Thompson / Getty Images
なおウエットタイヤについては厳しい意見も聞かれている。
カルロス・サインツJr.(ウイリアムズ)はガスリーが口を濁していたウエットタイヤのテストについて、更に詳しく説明しており「インターミディエイトとウエットが適切なグリップレベルに入らなくて、ハイドロプレーニング現象を起こしていた」と語った。
またルイス・ハミルトン(フェラーリ)もフィオラノでのウエットテスト経験から、タイヤについて批判を口にしていた。
ウエットタイヤは当初、ウォーマーなしで使用できるように設計されていたものの、ハミルトンはピレリとFIAに対しウォーマー使用再開を働きかけた。ただ彼によるとそれでもまだ「不十分」だという。
「結局、彼らは低めの(温度の)ウォーマーで機能するタイヤを作る必要があったけど、そのタイヤも機能しない。つまり、僕らは機能しないタイヤと常に戦っているんだ」
ハミルトンはそう語る。
「僕の参加したテストでは、彼らにウォーマー温度を上げるようにプッシュしたし、応じてくれた。それにエクストリーム(ウエット)タイヤにもウォーマーを追加するように促したし、それも応じてくれた。だけどそれでもまだ十分じゃないんだ。やるべきことが山積みだよ」
他にもウエットタイヤをテストしたドライバーとしてアイザック・ハジャー(レッドブル)がいるが、彼はインターミディエイトを試した際にクラッシュしており、その時は「21人のライバルとレースをするには向いてないね」と評していた。
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