アルピーヌが申し立て、FIAが受理したF1モナコGPペナルティに関する再審請求。早ければ12日にも結果発表へ。ガスリー、表彰台を取り戻せるか?
アルピーヌが申し立てたF1モナコGPにおけるピエール・ガスリーへのペナルティに関する再審の結果は、6月12日(金)に発表される見込みだ。
Pierre Gasly, Alpine
写真:: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
アルピーヌは、F1モナコGPでピエール・ガスリーが2度にわたってピットレーンで速度違反を犯したことにより3位から7位に降着となった件について、再審請求を申し立てていた。6月11日(木)にはFIAがこれを受理したことを明かしたが、この再審の結果は早ければ12日(金)にも出されることになりそうだ。
大乱戦となったモナコGPでガスリーはなんとか生き残り、3番手でフィニッシュした。しかしピットレーンで2度にわたって速度違反を犯したとされ、10秒のタイム加算ペナルティを受けた。
この結果ガスリーは7位に降着。レッドブルのアイザック・ハジャーが3位表彰台を手にした。
しかしアルピーヌは、このピットレーンの速度計測が誤っていたと主張し、再審請求を申し立てた。このレースではガスリーを含め5人のドライバーがピットレーンでの速度違反を取られており、この数はあまりにも多い。そのため、何らかのシステムエラーが起きていたのではないかという憶測を呼んだ。
6月11日(木)、FIAのスチュワードはアルピーヌが提出した証拠、すなわち運営側のデータに誤りがあったことを示す証拠に基づき、アルピーヌの再審請求を受理した。
アルピーヌとスチュワードが出席したオンライン会議には、他のチームの代表者も多数出席。ピットレーンの速度測定に使用された距離計測システムが「不正確であり、ガスリーのマシンの速度を過大評価していた」ことが明らかにされた。
再審の審理は、木曜日の午後にスチュワードが出席したことが確認された後まもなく開始されたが、その結果はF1バルセロナ-カタルニアGPの金曜午前までは公表されない予定だ。
この審理には複数の要素が絡み合っており、モナコGPのスチュワードもそのひとつだ。スチュワードは通常、審理に出席した全チームに対して、審理結果を発表前に説明する機会を設けている。
ガスリーはモナコGPでの降格処分について、自身のキャリアで最も辛い瞬間だったと表現した。
そんなガスリーは、バルセロナ-カタルニアGPの木曜日に多くを語ることを避けた。
「審理が終わり、チームがFIAと話し合うまであまり多くを語りたくはない。彼らは本当に懸命に努力し、新たな証拠を提出するために、最善を尽くしてくれたと思う」
「チームや弁護士、そして僕らのケースについて、かなり多くの話し合いを重ねてきた。だからまだ何が起きたのか、そして全体の状況を深くは理解できていない。でも同時に、すぐに次のレースがあって良かったよ」
「既に気持ちを整理しようと努めてきたし、100'%の力でここにやってきて、最高のパフォーマンスを発揮できるように準備してきた。だからある意味では満足している。パフォーマンスに関しては誇りに思っているし、モナコで成し遂げたことにもとても誇りを持っている」
「正直に言って、あの日はF1で、そして僕のスポーツのキャリアにおいて、これまででもっとも辛い1日だった」
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