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昨年のタイヤが助けになるとは限らない……ピレリ「マシン改良で問題に対処すべき」

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昨年のタイヤが助けになるとは限らない……ピレリ「マシン改良で問題に対処すべき」
執筆:
2019/06/19 2:58

ピレリは、仮にタイヤを2018年仕様に戻したとしても、タイヤの扱いに苦しむF1チームが救われるとは限らないと語った。

 ピレリのカーレーシング部門責任者を務めるマリオ・イゾラは、仮にタイヤを2018年の仕様に戻したとしても、機能するとは限らないと考えている。

 今季のF1は、タイヤの扱いが重要な要素となっている。2019年シーズンから導入されている新しいタイヤはトレッド面が昨年よりも薄くなっているためだ。これはタイヤのオーバーヒートを防ぐための対策だったが、タイヤの温度を適切な作動温度領域に保つのが難しくなったと、一部のチームが不満を持っている。

 正式なアプローチこそしていないものの、タイヤを2018年仕様に戻すよう要求するチームも出ている。しかしイゾラは、単純に2018年仕様のタイヤが問題を解決できるとは考えていない。

「タイヤは新しいが、マシンもまた新しくなっている。空力パッケージが新しくなっていて、生み出すダウンフォースも昨年とは違っているんだ。タイヤを2018年仕様に戻しても、新しいマシンで機能するかどうかは定かではない」と、イゾラはmotorsport.comに語った。

「我々は現在のマシンが、2018年仕様のタイヤを機能させられると確信できていない」

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2019年仕様のタイヤを声高に批判しているひとりだ。

 彼は、シーズンが始まる前にピレリに対する不満が出なかったのは、「単に問題が予見できなかっただけだからだ」と語った。

「冬のテストは、シーズン中にはありえないほどの低温下で行われる」

「当時は、どうにかその誤りを正すことができると考えていた。しかしそうはならなかったんだ」

 一方のイゾラは、各チームがこれまでと同じような”学習曲線”に直面しているだけだと考えている。

「全てのチームが、タイヤをどう使うべきか、最速で理解しようとしている」

「うまくこなした誰かが、より早くそれを行うことができる。他の者たちは、それにより多くの時間がかかるんだ」

「我々は自分たちの製品が安全で信頼性が高く、ブリスターが起きず、オーバーヒートの危険性が低ければ満足だ。シーズン中にタイヤを変えることはできないが、マシンを改良することはできるだろう」

「我々は彼らがマシンを改良するプロセスをコントロールすることはできない。だが、彼らはやりたいことを自由にやることができる」

 メルセデスは今季これまでの7レース全戦で勝利を飾っているが、ピレリのタイヤに満足しているのは彼らだけではないようだ。

 マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは次のように話した。

「当然、我々のマシンはトップ3チームと比べ、全く異なるウインドウで運用されている。1.5秒も遅れているのだ。だが今の我々がマシンを運用しているウインドウにおいては、タイヤの挙動にとても満足できている」

「我々は(昨年と)異なるスペックの(タイヤの)使い方を理解していると思う。それは技術的な挑戦だ。だから特にシーズン中は、(タイヤに)何らかの変更を加える必要はないんだ」

 マルコと並び今季のタイヤを猛批判しているハースのチーム代表、ギュンター・シュタイナーでさえ、タイヤを昨年の仕様に戻すのは正しいことではないと同意している。

「我々は、自分たちが望むものに注意を払う必要がある」と、シュタイナーは主張した。

「昨年に戻るべきだと言う前に、我々が真に望んでいるモノは何なのかを見つけ出す必要がある。そしてそれから、それに関して文句を言うんだ。ただ、我々が賢いようには見えないだろう」

「我々は慎重になる必要があるし、問題を理解し対処するよう努める必要がある」

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この記事について

シリーズ F1
執筆者 Scott Mitchell