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ドライバーの意見も聞いている! 批判に晒されるピレリ、開発の難しさを強調

F1にタイヤを供給するピレリの責任者は、ドライバーからの要望に耳を貸していないという批判を否定した。

Pirelli Stella Bianca

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 現在F1にタイヤを供給しているピレリ。しかしタイヤに対するドライバーからの不満は多く、つい最近も王者ルイス・ハミルトンが現在のタイヤは素晴らしいとは言えず、ドライバーからの要求が反映されていないと批判していた。

 ハミルトンはタイヤマネジメントに終止する現在のタイヤに不満を抱いており、大きく仕様が変化するであろう2022年導入予定の18インチタイヤは、よりグリップのあるタイヤとなることを望んでいると語っていた。 

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 ハミルトンは昨年パリで開催された将来のルールに関する議論の場に招かれていた。ただ彼はドライバーたちからより情報を取得すべきだと指摘していた。

「我々はドライバーたちの話に耳を傾けている」

 そう語るのはピレリのF1責任者であるマリオ・イゾラだ。

「ピレリがドライバーの意見を聞いていないといったメッセージは聞きたくない」

「ルイスの我々に対する要求を聞けて嬉しく思う。しかし、それを紙に書き出したものの、それから実際には妥協しなければいけないものもある」

「100%のグリップと完璧な一貫性があって、全くデグラデーションがないなんてことはありえないんだ」

 またイゾラはピレリが従わなければならないターゲットレターに存在する、複数回のピットストップをはじめとした様々な要求の中で、適切なバランスを見つけることは大きな挑戦だと強調した。

「18インチタイヤのターゲットレターについては、多くの議論を重ねてきた。これは当初2021年に導入される予定のものだったが、今では2022年となっている」

「我々には多くのバージョンのターゲットレターがあるが、どの議論でも新しい何かを導入していたため、これらを想定することは難しい。ドライバーもその議論には参加していた」

「そして最新のバージョンで我々はドライバーの感覚を優先し、オーバーヒートを減らすことやデグラデーションを減らすことについて、見直すことを決定した」

「それについては多くの議論をしてきた。もしデグラデーションを減らすとなると、2ストップ以上を行なう理由はどこにもない。一般的に言ってタイヤにデグラデーションがなければ、時間がかかりポジションを落とすであろうピットストップを2回以上行なうはずはないだろう」

「そのため我々は特定の距離を走った後、急速に劣化するタイヤの可能性についても話し合った。ターゲットレターには多くの目標があり、それら全てを共に達成することは難しい」

「より高いグリップを持つだけでなく、数多くの一貫性を保持するタイヤというのは本当に難しい。グリップが高ければ、通常はデグラデーションも大きいもので、それは予選タイヤのアイデアだ」

「ドライバーはグリップのあるタイヤが好きで、そうした理想的なモノを要求するのは分かる。それが2022年に向けた我々の努力であり、計画だ。2021年だが、既に話したように我々にはアップグレードの選択肢が無いので、厳しいだろう。なので、2022年に集中していきたい」

 

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