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ピレリ、ポルトガルGPでタイヤテストを実施。結果次第では来季新構造のタイヤに?

ピレリは、F1ポルトガルGPの週末に行なわれるプロトタイプタイヤのテストの詳細について決定した。

Pirelli technicians record some tyre data

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1のタイヤサプライヤーであるピレリは、第12戦ポルトガルGPの金曜日に2021年用プロトタイプタイヤのテストを実施する。彼らにとってはこのポルトガルGPがプロトタイプのタイヤをテストする唯一のチャンスになりそうだ。

 ピレリは今季、2019年仕様のタイヤを継続使用しているが、FIAはこれを2021年も使うことで既に合意している。同じ仕様のタイヤで3シーズン目を迎えることになるが、マシンの進化によるタイヤへの負荷が懸念されるため、来季はマシンのダウンフォースが10%程度軽減される予定だ。

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 しかしながらピレリは、アルガルヴェ・サーキットで行なわれるポルトガルGPでのプロトタイプタイヤのテストが成功した場合、その新構造のタイヤを2021年に導入することを希望している。

 タイヤの構造変更に関してはポルトガルGPの翌週、11月1日(日)までに通知を行なう必要があるため、ピレリはテスト結果を分析するために1週間の猶予を与えられるということになる。

 今季はタイヤテストをレースウィークエンド以外に行なうことができないため、金曜フリー走行2回目の最初の30分間でプロトタイプのテストが許可されている。ここではマシンに機械的なトラブルやダメージがない限り、全てのドライバーとチームが参加しなければならない。

 ピレリのマリオ・イゾラはmotorsport.comに対して次のように語った。

「今回の目標は、より高いレベルの完全性を持つタイヤを開発することだ」

「つまり、より低い空気圧でも使えるタイヤ、ということだ。これにより、ダウンフォースが減る来年でもタイヤが良い形で作動するようになり、オーバーヒートを減らすことができる」

「プロトタイプタイヤのテストをするチャンスはポルティマオ(アルガルヴェ)しかないので、全く新しいタイヤにするというわけにもいかない。それにここは新しいトラックだし、再舗装されたサーキットでもある」

 30分間のテストの中で各チームには、3セットのタイヤが与えられ、ひとりのドライバーが2セット、もうひとりのドライバーが1セットを使用できることになっている。

「1チームにつき3セットのタイヤを用意する予定だ」とイゾラは続ける。

「つまり我々は30セットのプロトタイプタイヤを持ち込むというわけだ」

「30種類のプロトタイプを用意するということではない。おそらく8〜10種類くらいのプロトタイプが用意されるだろう」

「正確な数はお伝えしたくない。私が公表した情報によって、各チームに『我々の使ったタイヤがこれで、向こうのチームが使ったタイヤはこれだから……』などと推測をされてしまうからだ」

「我々は各チームに走行プランを提供するつもりだ。基本的には2台のマシンが同じ周回を走ることになる。アプローチとしては、1台のマシンがロングランで、もう1台のマシンがピットインを繰り返すことになる。時間は30分なので、それほど長くはない」

「短い周回を断続的に走るマシンには、ベースラインとなるタイヤとプロトタイプタイヤが与えられ、もう1台のマシンにはロングラン用のタイヤが与えられる」

「そして我々は、公平性を維持するような方法で仕事をしないといけない。ひとつのチームに10種類のプロトタイプ全てを与えることはできないからだ」

 イゾラにとって、ポルトガルでのテストで最も懸念しているのが、天候だ。彼は雨などの問題が重要なセッションに影響を与える可能性があることを認めた。

「30分というのは簡単ではない。トラフィックも心配しているし、他にもいろいろなことが起こり得るということを心配している。FP2最初のコンディションは良くないかもしれない。だから行ってみないと分からない部分もある」

 

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