F1 カタールGP

続発したカタールGPのタイヤトラブル。ピレリは”過度の縁石使用”が原因だと結論

F1にタイヤを供給するピレリは、カタールGPで発生した4件のタイヤトラブルの根本的な原因は、縁石の過度な使用であると結論づけ、ピレリ側の製造上のミスを否定した。

Filip Cleeren

Filip Cleeren

編集: 2022/02/11 17:42

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Nicholas Latifi, Williams FW43B, heads into retirement with a puncture

 F1にタイヤを供給しているピレリは、第20戦カタールGPで左フロントタイヤに発生した4件のトラブルについて、調査結果を発表。タイヤの製造工程にミスはなく、縁石の過度な使用が原因だったと結論づけた。

 2週間前に開催されたカタールGPの決勝レースでは、メルセデスのバルテリ・ボッタス、マクラーレンのランド・ノリス、ウィリアムズのジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィの左フロントタイヤが前触れ無く故障するトラブルに見舞われた。

 ラティフィは、ピットまでたどり着けずにコースサイドにマシンを止めてリタイア。その他の3人は走行を継続したが、ボッタスはタイヤブローによるマシンの損傷で結局リタイアとなった。

Read Also:

 ピレリはイタリアの拠点に持ち帰って調査した結果、4本のタイヤが故障した主な原因は縁石を使いすぎて、タイヤの構造にダメージを与えたことだと結論づけた。

 ピレリは4日(金)に発表した声明の中で、「これまでに得られた調査結果によると、問題の原因は主に、縁石の上を走っていた時間の長さにあると考えられる」と述べている。

「タイヤが縁石の上を高速で通過し、横方向と縦方向にかなりの負荷がかかった。ロサイル・サーキット特有の状況だ」

「縁石の上を走ったことによる大きな負荷は、レース前のデータでは予測できなかったが、タイヤの構造にダメージを与え、その結果イン側サイドウォールのプレッシャーが失われ、数秒後に構造が崩壊してしまったのだ」

 4人のドライバーのうち、ボッタスはミディアム、それ以外の3人はハードタイヤで比較的長い距離を走っており、1ストップ戦略でレースを完走しようとしていた。

 ただ他にも1ストップ戦略を採ったドライバーは多く、トラブルがあまりにも突然かつ同じようなタイミングで起きたこともあって、タイヤに何らかの欠陥があったのではないかと疑う声もあった。

 しかし、ピレリはタイヤに”製造上の欠陥”があった可能性を排除し、その結果を各チームおよびFIAと共有したことを付け加えている。

 F1がカタールでグランプリを開催するのは初めてであり、舞台となったロサイル・インターナショナル・サーキットで、問題が起きる可能性があることを警告するような過去のデータは、ピレリや各チームにはなかった。

 ピレリは左フロントタイヤに厳しいレイアウトであることは認識していたものの、ピレリのF1責任者であるマリオ・イゾラはレース後、フリー走行と予選のデータからは懸念すべき点は見当たらなかったとコメントしていた。

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 本当に準備は整った? 突貫工事でF1初開催を迎えたサウジアラビアGP……現地の声を聞く

次の記事 ジェッダ市街地コース、トラフィックとブラインドコーナーは危険な香り……ハミルトン&ノリスが指摘

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Filip Cleeren



コラピントのチームメイト撃墜事件に終止符。ブリアトーレ「腹は立ったが……もう終わったことだ」

F1

F1

バーレーンGP

1 日前

コラピントのチームメイト撃墜事件に終止符。ブリアトーレ「腹は立ったが……もう終わったことだ」



サプライズも起こる? ひさびさF1開催セパンの路面が生む不確定要素。ピレリ「シミュレーションより4.5秒も遅かった」

F1

F1

バーレーンGP

1 日前

サプライズも起こる? ひさびさF1開催セパンの路面が生む不確定要素。ピレリ「シミュレーションより4.5秒も遅かった」



コラピント、追加のグリッド降格ペナルティで最後列スタートへ。前戦多重クラッシュのペナルティに加え、PU交換を実施

F1

F1

バーレーンGP

2 日前

コラピント、追加のグリッド降格ペナルティで最後列スタートへ。前戦多重クラッシュのペナルティに加え、PU交換を実施

最新ニュース



フォーメーションラップでマシンが次々ストップ……セパンで何が起きていた? FIA説明「ソフトウェアに不具合があり、アップデートが必要だった」

F1

F1 F1

バーレーンGP

4 時間前

フォーメーションラップでマシンが次々ストップ……セパンで何が起きていた? FIA説明「ソフトウェアに不具合があり、アップデートが必要だった」



ホンダF1にとってマレーシアでのバーレーンGPは今季最高のレースに。折原エンジニア「PUの実力を完全に反映したわけではないが……価値ある結果」

F1

F1 F1

バーレーンGP

4 時間前

ホンダF1にとってマレーシアでのバーレーンGPは今季最高のレースに。折原エンジニア「PUの実力を完全に反映したわけではないが……価値ある結果」



小椋藍効果か!? MotoGP日本GP、2026年は前年比大幅増の12万人超を動員!

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

6 時間前

小椋藍効果か!? MotoGP日本GP、2026年は前年比大幅増の12万人超を動員!



フェルスタッペンが大乱戦を制す。アントネッリが2位……ラッセル痛恨無得点。アロンソ好ペースで8位、ノリスを封じる|F1バーレーンGP in マレーシア決勝

F1

F1 F1

バーレーンGP

6 時間前

フェルスタッペンが大乱戦を制す。アントネッリが2位……ラッセル痛恨無得点。アロンソ好ペースで8位、ノリスを封じる|F1バーレーンGP in マレーシア決勝

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録