F1
24 10月
-
27 10月
イベントは終了しました
01 11月
-
03 11月
イベントは終了しました
14 11月
-
17 11月
イベント 進行中 . . .
28 11月
-
01 12月
イベント 進行中 . . .

フリー走行で使えるタイヤを制限? 2021年の規則改正に向け議論もピレリは反対

シェア
コメント
フリー走行で使えるタイヤを制限? 2021年の規則改正に向け議論もピレリは反対
執筆:
2019/09/26 3:04

2021年のF1における規則改正に向けて、タイヤに関する様々な議論が行われているが、ピレリのマリオ・イゾラはそれらに反対した。

 F1の2021年シーズンに向けては、各所でレギュレーション変更に関する様々な話し合いが行われている。その中で、タイヤルールに関するいくつかの提案があった。そのひとつが、フリー走行で使用できるコンパウンドを制限するというものだ。

 タイヤサプライヤーであるピレリは、計5種類存在するタイヤコンパウンドの中から、グランプリウィークエンドごとに3種類のコンパウンドを持ち込み、それぞれソフト、ミディアム、ハードという呼称を使用している。この中のひとつのコンパウンドをフリー走行で使用禁止とすることで、そのタイヤに関するデータがないまま予選・決勝に挑むこととなり、レースに予測不可能性を提供するという狙いのようだ。

 こういったシナリオは、既にこれまでのグランプリウィークエンドでも見られている。例えば金曜・土曜のセッションのいずれかが雨に見舞われた場合は、全てのコンパウンドをテストすることが困難になる。また、そのドライバーが週末に1セットのハードタイヤしか持ち込んでいない場合も、ハードタイヤをテストせずにレースに挑むことが多い。

 ピレリのカーレーシング部門の責任者を務めるマリオ・イゾラはこれらの提案に反対しており、次のように語った。

「2021年には全く新しいタイヤを持ち込む予定だ。つまり各チームはタイヤを理解するのに時間を要する」

「フリー走行で特定のコンパウンドしか使用しないことについての議論があった。チームの多くの情報を収集する機会を与えずに、日曜のレースに少しの予測不可能性を加えるためだ」

「ただ、そうなると若手ドライバーはかなり不利になる。2020年はタイヤのサイズもタイプも、チームがよく知っているものだから、その(新ルール導入の)可能性があるかもしれない」

「ただ、2021年にはタイヤ(のホイールリム径)が18インチになり、マシンも全く新しいものになる。つまり我々にとって未知の領域に入っていく訳で、若手ドライバーにとってはかなり困難だろう」

「テスト(の日程)は減る一方で、さらにフリー走行で3つのコンパウンドを使えないとなると、若手ドライバーがどれほど苦労するか容易に想像できるだろう」

 また、現行のルールでは3つのコンパウンドの内ふたつをレースで使用する義務が存在するが、今後は3つ全てのコンパウンドを使用する義務を設けるべき、という提案もある。だが、イゾラはそれにも乗り気ではない。

「それに関する議論があった。私の感想としては、それは承認されないだろうと思う。なぜなら、3つ全てのコンパウンドを使うという制約が与えられることで、各チームが同じ(作戦の)方向性になってしまう」とイゾラは語った。

「これまでと違った戦略を引き出すことが目標であれば、3つ全てのコンパウンドを使わせるのは良い方向性ではないと思う」

 さらに議論されたのは、5種類のコンパウンドの中からピレリが週末ごとに3種類を指定するのではなく、チームがそれらを自由に選択できるというものだ。

 イゾラはこれに関して次のように述べた。

「また別の議論がある。追加の選択肢を与えて、チームが(使用タイヤを)自由に決めることができるんだ」

「鈴鹿やシルバーストンのようなコースで(最も柔らかい)C5タイヤを使うというのは、あまりにも攻撃的な選択肢かもしれないので、ある程度制限を設ける必要があるかもしれない。いくつかの小規模チームは予選で良い位置を確保するためだけに、レースを犠牲にしてでもそれを使う可能性がある。そういった(柔らかい)コンパウンドは、サーキットによっては3、4周しか保たないのにだ」

Read Also:

次の記事
”復活”のマクラーレン、飛躍目指し来季マシンの空力コンセプト変更を検討

前の記事

”復活”のマクラーレン、飛躍目指し来季マシンの空力コンセプト変更を検討

次の記事

華やかなナイトレースの裏では……F1シンガポールGP:注目のチームラジオ集

華やかなナイトレースの裏では……F1シンガポールGP:注目のチームラジオ集
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ F1
執筆者 Adam Cooper