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グランプリ初開催のポルティマオ、今夏に路面再舗装へ。ポルトガルGPの”スパイス”になる?

ポルティマオのアルガルヴェ国際サーキットは、F1ポルトガルGPの開催を控え、路面の再舗装を行なうようだ。

Luca Badoer, Ferrari

Sutton Images

 2008年10月、ポルトガル・ポルティマオ近郊に作られたアルガルヴェ国際サーキット。2008年のオフシーズンテストなどでF1マシンが走ったことはあるものの、これまでグランプリが開催されたことはなかった。

 しかし、F1が新型コロナウイルスの影響で2020年のスケジュール再編を余儀なくされた結果、10月23~25日にポルトガルGPがポルティマオで復活することになった。ポルトガルGPの開催は、エストリルで実施されていた1996年以来となる。

 これに合わせて、路面の再舗装が行なわれることになる。FIA F1レースディレクターのマイケル・マシは、再舗装作業が終了した後、9月中旬にサーキットを視察する予定となっている。

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 ピレリのカーレーシング責任者であるマリオ・イゾラは、路面の再舗装によってグリップが増加しなかったとしても、ポルティマオがタイヤにとって厳しいレースになると考えている。

「ポルティマオは新しくカレンダーに加わったトラックの中でも、最もタイヤに厳しいサーキットだ」

 イゾラはそうmotorsport.comに語った。

「レイアウトの面でもタイヤに厳しく、摩耗しやすい路面だ」

「彼らは8月末にトラックを完全に再舗装する計画を立てている。今と同じような路面にすることが目標だが、新しいアスファルトは常に古いアスファルトとは異なるものだ。たとえば、新しいアスファルト上のビチューメン(瀝青:タールやピッチなど、黒色の粘着性のある物質の総称)は古いアスファルトよりもはるかに多くなる」

「そのため、我々は最も硬い組み合わせのタイヤコンパウンドを指定するだろう。コンパウンドについてはFIAと合意する必要があるが、我々は最も硬い組み合わせにする必要があると感じている」

「もうひとつのポイントは、ポルティマオにたどり着くまで分からないが、通常新しい路面になるとグリップが大幅に向上し、摩耗が少なくなる。そしてそれは、トレッド面に多くの熱が加わることを意味している。チームは、週末を通じてそれを管理しなければならないだろう」

 ポルティマオの他に、ムジェロやイモラ、ニュルブルクリンクといったコースでのレースが、新たにカレンダーに加わっている。

 今シーズン開幕前にフェラーリがムジェロで、アルファタウリがイモラで走行を行なったため、ピレリはある程度最新のデータを持っているが、ニュルブルクリンクに関してはV8エンジン時代の2013年ドイツGPのデータが最後となっている。

「我々はムジェロも厳しいサーキットだと分かっている」とイゾラは話した。

「9月半ばは暑くなる可能性があるため、ムジェロに持ち込むコンパウンドも最も硬いC1~C3の組み合わせになるだろう」

「イモラはGTレースやフェラーリチャレンジなど、多くのチャンピオンシップでよく使用されるサーキットだ。我々はタイヤ的には、真ん中のレンジであるC2~C4が割り当てられると考えている」

「イモラは2日間のイベントになる予定であり、フリー走行が少なくなるため、クルマをセットアップして理解する時間は非常に限られている。チームにとっては頭痛の種かもしれないが、ショーという観点で言えば、予測不可能な要素が増えることになる」

「我々が最後にニュルブルクリンクに行ったのは、2013年だ。その時はミディアムとソフトのコンパウンドを使っていたが、状況が完全に異なっているため比較は困難だ。当時はコンパウンドをふたつしか使っていなかったし、その中身も全く異なる。クルマも全く違うんだ」

「しかし我々のデータによると、中程度の摩耗のサーキットだ。今年は寒いかもしれない(10月9~11日の開催)から、C5は極端すぎるかもしれないが、C2~C4という選択はありうる」

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