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ピレリ、”パンク多発”の原因を究明。史上最速マシンで、想定以上に長く走ったため?

ピレリは、F1イギリスGPで多発したタイヤのパンクについて、ハードタイヤで異常の長いスティントを走行したことが原因だったと結論付けた。

Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 with a puncture on his front tyre

Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 with a puncture on his front tyre

motosport.com

 ピレリは、先日シルバーストン・サーキットで行われたF1イギリスGPの決勝レースで多発した、タイヤのパンク原因の検証結果を発表。ハードタイヤを異常に長い距離使ったことが、タイヤの破壊に繋がったと結論付けた。また、2020年用マシンが生み出す大きなダウンフォースによる荷重は、F1史上最も大きな負荷であるとも語った。

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 イギリスGPの決勝レース終盤、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス、そしてマクラーレンのカルロス・サインツJr.が、揃って左フロントタイヤのパンクに見舞われた。これにより、ボッタスとサインツJr.は入賞を逃した。最終ラップ、残り半周というところでパンクを喫したハミルトンだけが、ポジションを落とすことなくチェッカーを受けた。

 ピレリは、このパンクの原因について調査。その結果、レース序盤にダニール・クビアト(アルファタウリ)がクラッシュした際にセーフティカーが出動、その間に各車がタイヤを交換し、レースを走り切ろうとしたことが原因だったと結論付けた。なおクビアトのクラッシュも、右リヤタイヤのパンクだった。

「主な原因は、2番目のタイヤセットの非常に長い使用に繋がった、レースの状況にあった」

 ピレリは声明でそう語った。

「2回目のセーフティカーにより、ほぼ全てのチームは、予定していたピットストップの戦略は起こり得ないと予測した。そして約40周にもなる、特に長い最終スティントとなった。これは、F1開催カレンダー中最も厳しいサーキットのうちのひとつで、レース距離の3/4以上を走破するということになる」

「2020年のF1マシンの、大幅に速くなったペース(ポールポジションタイムは、2019年と比較して1.2秒速くなった)と組み合わせ、イギリスGPの終盤数周は、特に厳しくなった。史上最速のF1マシンで生み出された、タイヤへの負荷の影響の結果だ」

「タイヤにとって非常に過酷な運用状況だった。これにより、(シルバーストンでは最も大きな負荷がかかると知られている)左フロントタイヤは非常に多くの周回数を走ったことで最大のストレスに晒され、摩耗が激しくなり、過度な入力から守られていなかった」

 ピレリは、シルバーストン・サーキット2連戦目となるF1 70周年記念GPに、C2、C3、C4のタイヤを持ち込む。つまり、イギリスGPよりも1段階柔らかい組み合わせとなっており、レースではさらに厳しい状況が生まれるのではないかとの懸念もある。それに対する安全対策として、最低内圧が高めに設定される可能性がある。

 なおレース終盤にキミ・ライコネン(アルファロメオ)のマシンから脱落したフロントウイングの破片によって、タイヤが傷つけられたのではないかとの指摘もあったが、ピレリの声明にはその点についての言及はなかった。

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