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ピレリ、F1の”タイヤ寿命”TV表示に困惑「予測は難しいし、誤解を招く!」

ピレリは、日本GPから使用されているタイヤ情報に関するTVグラフィックについて、F1側と協力しながら改善を目指していくようだ。

Sebastian Vettel, Ferrari SF90, leads Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W10

Sebastian Vettel, Ferrari SF90, leads Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W10

Mark Sutton / Motorsport Images

 F1は、TV視聴者に技術的な情報を提供するため、グラフィック表示に関して新たな試みを続けている。その一環として、日本GPからタイヤの状態についての新たな表示が行われているが、ピレリはそれに関与していなかったという。

 この新たなTVグラフィックは、そのマシンが履いている各タイヤのコンディションについて、どれくらいの”パフォーマンス”が残っているか、パーセンテージで表したものだった。

 しかしピレリのF1責任者であるマリオ・イゾラは、このデータに驚いたと話し、そのような予測は非常に難しいものだと主張した。

 ピレリは、日本GPの際にどのような情報が使用されたのかを理解し、今後のサービスを改善するため、26日(土)にメキシコでF1のTV担当者と会合を行ったという。

 日本GPで表示された情報について「我々が提供したデータではない」とイゾラは語った。

「(タイヤの)摩耗レベルを推測することは非常に困難だと考えている。我々も平均値に基づいて推定を行うが、データはそれぞれのマシンによって異なっているんだ」

「それはチームも知りたい情報だ。摩耗に関して信頼できる予測が可能なら、チームとして大きなアドバンテージを得られるからね。だから、それは知るのが本当に難しい情報なんだと分かってもらえると思う」

 イゾラは、タイヤの摩耗には多くの要素が関係していると強調。平均値に基づいてデータを視聴者に提供するのは、誤解を招く可能性が高いと話した。

「ドライビングスタイルやマシン、レース中のタイヤマネジメントが(タイヤの摩耗に)影響する。それに、金曜日と比べて日曜日のコンディションがどう違うかも関係している。(タイヤ寿命などの)データは金曜日に推定されるからだ」

「日曜日に10度以上気温が異なれば、違いが生じてくる可能性がある。また、フリーエア(前にマシンがいない状態)で走っているのか、トラフィックの中を走っているのかでも違う。どれだけ燃料を節約しようとしているかによっても影響を受けるんだ」

「考慮する必要があるパラメーターが多すぎる。(レース前に)あるタイヤが25周走れると推定していたとしても、10周走った後にあと15周走れると言うのは正確ではないと思う」

「鈴鹿であのデータを見た時は驚いたので、もう少し理解を深めるために彼らと話をする。あれは誤解を招くようなモノだ」

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